10月の首都圏建材卸売物価上昇率、1.7%に

33カ月ぶりの低い伸び、10カ月平均は6.1%

2023/11/15

  フィリピン統計庁(PSA)は11月14日、2023年10月の首都圏建材卸売物価指数(2012年=100、CMWPI)が前年同月比(以下同様)1.7%上昇にとどまり、前月から上昇ペースが減速したと発表した。2021年1月に記録した1.2%以来の33カ月ぶりの低水準となった。年初10カ月の平均上昇率は6.1%にとどまった。  年間上昇率の減速は主に、鉄筋・構造用鋼の上昇率がマイナス0.6%となり...

有料会員になって続きを読む