2024年の新車販売台数、初の50万台突破の可能性
2年連続で過去最多に、コロナ禍2020年比倍増超に
2024/01/26
フィリピン自動車工業会(CAMPI)とトラック工業会(TMA)発表によると、2023年の新車販売台数(工業会加盟企業分)は前年比(以下同様)21.9%増の42万9,807台に達し、これまでの過去最高であった2017年の42万5,673台を上回った。
このほどCAMPIは、2024年の新車販売台数(工業会加盟企業分)に関して、2023年比10~15%増を目標とすると表明したとのことである。すなわち、2年連続で過去最高を更新する見込み。15%増加ならば約49万4,300台となる。16.3%増加すれば、初の50万台到達となる。
工業会非加盟企業分を含めれば50万台到達の可能性は高くなるし、現在非加盟企業が工業会に加盟する動きもあり、工業会加盟企業ベースで50万台に到達する可能性もある。2017年に50万台という目標が打ち出されたが達成できず、その後の新型コロナパンデミック発生で2020年には22万3,793台まで落ち込んだが、ようやく50万台到達が期待できる状況となっている。
フィリピン自動車販売台数の年推移(工業会加盟企業ベース、非加盟企業分は含まれず)
(出所:ASEAN自動車連盟の資料より作成、伸び率は前年比)
このほどCAMPIは、2024年の新車販売台数(工業会加盟企業分)に関して、2023年比10~15%増を目標とすると表明したとのことである。すなわち、2年連続で過去最高を更新する見込み。15%増加ならば約49万4,300台となる。16.3%増加すれば、初の50万台到達となる。
工業会非加盟企業分を含めれば50万台到達の可能性は高くなるし、現在非加盟企業が工業会に加盟する動きもあり、工業会加盟企業ベースで50万台に到達する可能性もある。2017年に50万台という目標が打ち出されたが達成できず、その後の新型コロナパンデミック発生で2020年には22万3,793台まで落ち込んだが、ようやく50万台到達が期待できる状況となっている。
フィリピン自動車販売台数の年推移(工業会加盟企業ベース、非加盟企業分は含まれず)
年 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
販売台数 | 288,609 | 359,572 | 425,673 | 357,410 | 369,941 | 223,793 | 268,488 | 352,596 | 429,807 |
伸び率(%) | 23% | 25% | 18% | -16% | 4% | -40% | 20% | 31% | 22% |