日本格付研究所、フィリピン格付「A-」を継続

有力格付機関のなかで最高の評価、唯一のA範疇

2024/03/07

  日本格付研究所(JCR)は、3月6日、フィリピンの格付を据え置くと発表した。具体的には、外貨建長期発行体格付とペソ建て長期発行体格付債券格付ともに、Aマイナス(A-)が据え置かれた。すなわちA範疇が継続されたのである。格付見通し(アウトルック)も「安定的」が継続された。格付見通しが安定的というのは、A-という格付が当分維持されるであろうという意味である。なお、JCRは日本を代表する格付会社...

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