住友鉱出資のニッケルアジア、23年は43%減益

インドネシアの生産量増加でニッケル鉱価格が下落

2024/03/14

  フィリピンの有力ニッケル鉱山会社であるニッケル アジア コーポレーション社(NAC、証券コード:NIKL)は3月13日、2023年通年の決算速報を発表した。  それによると、2023年の帰属純利益は前年比(以下同様)53%減の37億ペソにとどまった。これは、インドネシアのニッケル生産量の増加などによるニッケル鉱石価格の下落が背景にある。また、ニッケルとコバルトの価格低下により、コーラルベイおよび...

有料会員になって続きを読む