クリエイティブ産業、2023年の成長率6.9%に
粗付加価値1.7兆ペソ、対GDP比率は7.1%(前年7.3%)
2024/03/22
フィリピン統計庁(PSA)の速報データによると、2023年のクリエイティブエコノミー(創造経済)の粗付加価値(GVA、名目ベース、以下同様)は前年比6.9%増の1兆7,200億ペソとなった。対名目GDP(国内総生産)比率は7.1%となり、前年の7.3%から低下した。
クリエイティブエコノミー(クリエイティブ産業)は、オーディオ・オーディオビジュアルメディア活動、デジタルインタラクティブ商品・サービス活動、広告・研究開発(R&D)・その他の芸術関連活動、シンボル・画像・その他の関連活動、メディアのコンテンツ発行・印刷活動、音楽・芸術・エンターテイメント活動、舞台芸術活動、伝統文化的表現活動、アートギャラリー・ミュージアム・コンベンション・貿易見本市関連活動などの産業で構成されている。
これらのクリエイティブ産業の中で、シンボル・画像・その他の関連活動の粗付加価値(GVA)は5,417億5,000万ペソとなり、全体の31.5%を占めた。広告・研究開発・その他の芸術活動が3,764億4,000万ペソ(シェア21.9%)、デジタルインタラクティブ商品・サービス活動が3,629億8,000万ペソ(同21.1%)と続いた。
雇用に関しては、業界全体の2023年の就業者数は726万人で2022年の698万人から4%増となったが、増加ペースは減速した。中でも、伝統文化的表現活動での雇用が全体の35.5%を占めてトップとなった。これにシンボル・画像・その他の関連活動(シェア30.3%)、広告・研究開発・その他の芸術サービス活動(同17.8%)が続いた。
なお、クリエイティブエコノミーに関する今回の発表は、PSAの技術スタッフによって行われたパイロット研究の結果に基づいており、後に見直しされる。
クリエイティブエコノミーと対GDP比率の推移(名目価格)
(出所:PSA資料より作成)
クリエイティブエコノミー(クリエイティブ産業)は、オーディオ・オーディオビジュアルメディア活動、デジタルインタラクティブ商品・サービス活動、広告・研究開発(R&D)・その他の芸術関連活動、シンボル・画像・その他の関連活動、メディアのコンテンツ発行・印刷活動、音楽・芸術・エンターテイメント活動、舞台芸術活動、伝統文化的表現活動、アートギャラリー・ミュージアム・コンベンション・貿易見本市関連活動などの産業で構成されている。
これらのクリエイティブ産業の中で、シンボル・画像・その他の関連活動の粗付加価値(GVA)は5,417億5,000万ペソとなり、全体の31.5%を占めた。広告・研究開発・その他の芸術活動が3,764億4,000万ペソ(シェア21.9%)、デジタルインタラクティブ商品・サービス活動が3,629億8,000万ペソ(同21.1%)と続いた。
雇用に関しては、業界全体の2023年の就業者数は726万人で2022年の698万人から4%増となったが、増加ペースは減速した。中でも、伝統文化的表現活動での雇用が全体の35.5%を占めてトップとなった。これにシンボル・画像・その他の関連活動(シェア30.3%)、広告・研究開発・その他の芸術サービス活動(同17.8%)が続いた。
なお、クリエイティブエコノミーに関する今回の発表は、PSAの技術スタッフによって行われたパイロット研究の結果に基づいており、後に見直しされる。
クリエイティブエコノミーと対GDP比率の推移(名目価格)
年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
GVA(百万ペソ) | 1,375,845 | 1,469,275 | 1,337,030 | 1,432,277 | 1,606,488 | 1,717,942 |
成長率 | - | 6.8% | -9.0% | 7.1% | 12.2% | 6.9% |
対GDP比率 | 7.5% | 7.5% | 7.4% | 7.4% | 7.3% | 7.1% |