23年の3大死因、虚血性心疾患、 癌、脳血管疾患

2024/05/03

 フィリピン統計庁(PSA)は5月2日、2023年1月~12月の国内の死因統計(暫定値、2024年2月29日時点)を発表した。

 2023年に報告された死者の数は前年比(以下同様)16.5%減の56万7,840人。死因のトップ3は、第1位が虚血性心疾患で13.2%減の10万7,767人(シェア19.0%)、第2位は新生物(悪性腫瘍、癌)で12.3%減の6万0,906人(同10.7%)、第3位は脳血管疾患で16.6%減の5万7,288人(同10.1%)。
 
 第4位は真性糖尿病で15.7%減の3万6,039(同6.3%)である。第5位は肺炎で1.2%増の3万4,507人(同6.1%)、第6位は高血圧疾患で19.3%減の3万1,384人(同5.5%)、第7位は慢性下気道疾患で9.3%減の2万0,549人(同3.6%)、第8位は呼吸器系結核症で4.6%減の1万8,361人(同3.2%)、第9位はその他心臓病で19.4%減の1万7,265人(同3.0%)、第10位は泌尿生殖器系その他疾患で17.3%減の1万5,696人(同2.8%)。

 報告された死因に関するデータは、全国の市町村の関係事務所に届出されたデータを収集して作成された。