比マクドナルド、第1四半期の純利益19%増の5億ペソ

売上高13%増の114億ペソ、3月末の店舗数744店

2024/05/22

 マクドナルド フィリピン(比マクドナルド)は、当地の有力持株会社アライアンス グローバル グループ(AGI)関連会社のゴールデンアーチス デベロップメント(GADC)によって展開されている。

 このほど発表されたAGIの2024年第1四半期(1月~3月)の事業報告書に、GADC(比マクドナルド)の業績動向が記載されている。それによると、当第1四半期の比マクドナルドの売上高は前年同期比(以下同様)13%増の114億ペソ、純利益は19%増の4億9,500万ペソ、帰属純利益は19%増の4億9,800万ペソと二桁の増収増益になった。

 当期に7店舗(ルソン地域4店、ビサヤ地域1店舗、ミンダナオ2店舗)を新規オープンした一方で、ルソン地域で3店舗を閉店した。その結果、2024年3月31日時点の総店舗数は744店となり、2023年末の740店舗から4店舗の純増となった。744店舗のうち、82%が首都圏を含むルソン島に立地している。2024年の目標として新たに50店舗のオープンを挙げている。比マクドナルドの第1号店は1981年にオープンした。