23年末の株式取引口座総数、11%増の190万6千に
オンライン口座21%増の152万6千、電子マネー口座が寄与
2024/05/31
フィリピン証券取引所(PSE)は、5月29日、年次株式市場投資家プロファイル(SMIP)レポート2023年版を発表した。
それによると、2023年末の株式取引口座(証券口座)数は前年末比11.3%増の190万6,019、そのうち、オンライン口座数は21.2%増の152万5,768で全体の80%を占めた。口座数の二桁増加は、モバイルマネー『Gキャッシュ』による株式取引が可能になったことが大きく寄与している。『Gキャッシュ』のGStocksPH プラットフォームを通じて開設された新規口座が全体の口座数を押し上げた。
総口座数の98.5%が個人投資家、1.5%が機関投資家であった。また、国内投資家が総口座数の98.5%を占め、残りの1.5%が外国投資家の口座であった。外国投資家では、日本人、中国人、米国人が上位を占めた。オンライン口座については、個人投資家が99.9%を占め、国内投資家が98.8%を占めた。
マニラ首都圏を拠点とする投資家の割合は、オンライン口座では84.6パーセントから68.0パーセントに、総口座では81.5パーセントから68.2パーセントへと大幅に減少した。一方、マニラ首都圏以外のルソン、ビサヤ、ミンダナオの投資家の割合が増加した。
総口座数の平均取引額は前年比9.6%増の8万5,385ペソ、オンライン口座については同1.8%増の4万7,050ペソであった。
それによると、2023年末の株式取引口座(証券口座)数は前年末比11.3%増の190万6,019、そのうち、オンライン口座数は21.2%増の152万5,768で全体の80%を占めた。口座数の二桁増加は、モバイルマネー『Gキャッシュ』による株式取引が可能になったことが大きく寄与している。『Gキャッシュ』のGStocksPH プラットフォームを通じて開設された新規口座が全体の口座数を押し上げた。
総口座数の98.5%が個人投資家、1.5%が機関投資家であった。また、国内投資家が総口座数の98.5%を占め、残りの1.5%が外国投資家の口座であった。外国投資家では、日本人、中国人、米国人が上位を占めた。オンライン口座については、個人投資家が99.9%を占め、国内投資家が98.8%を占めた。
マニラ首都圏を拠点とする投資家の割合は、オンライン口座では84.6パーセントから68.0パーセントに、総口座では81.5パーセントから68.2パーセントへと大幅に減少した。一方、マニラ首都圏以外のルソン、ビサヤ、ミンダナオの投資家の割合が増加した。
総口座数の平均取引額は前年比9.6%増の8万5,385ペソ、オンライン口座については同1.8%増の4万7,050ペソであった。
« JBIC等、三菱自動車インドネシア事業に5,700万ドルの協調融資 | 4月末のマネーサプライ(M3)、5.6%増(前月5.7%増) »