フィリピン株:約4年半ぶりの高値に、7日の終値7,554.68
追加利下げ期待、政治的対立懸念緩和、外国人買い越しで
2024/10/08
2024年10月7日のフィリピン株式市場は続伸した。PSE株価指数(PSEi)は前営業日から86.76ポイント高、率にして1.16%上昇の7,554.68ポイントで引けた。
全体の売買代金は前営業日比28%増の78億7,300万ペソ(約205億円)、総取引回数は42%増の8万9,476回。値上がり129銘柄、値下がり79銘柄、変わらず49銘柄。外国人投資家は13億5,200万ペソの買い越し、26営業日連続での買い越しとなった。
引き続きフィリピンの9月のインフレ率が4年4カ月ぶりの低水準へと急減速したことや追加利下げ期待、9月末の外貨準備高過去最高更新、ドゥテルテ前大統領の上院選不出馬表明による政治的対立懸念緩和、出遅れ感、外国人の買い越し継続などにより大幅続伸。終値ベースでは2020年1月27日の7,587.63ポイント以来、約56カ月ぶりの高値へと上昇した。
個別では、特に金利敏感セクターの代表格である不動産株が堅調、不動産株指数は2.1%上昇、上昇相場の牽引役となった。
2024年10月7日の株式市場概要
(出所:PSE取引記録より、パーセント表示は前の営業日からの伸び率)
全体の売買代金は前営業日比28%増の78億7,300万ペソ(約205億円)、総取引回数は42%増の8万9,476回。値上がり129銘柄、値下がり79銘柄、変わらず49銘柄。外国人投資家は13億5,200万ペソの買い越し、26営業日連続での買い越しとなった。
引き続きフィリピンの9月のインフレ率が4年4カ月ぶりの低水準へと急減速したことや追加利下げ期待、9月末の外貨準備高過去最高更新、ドゥテルテ前大統領の上院選不出馬表明による政治的対立懸念緩和、出遅れ感、外国人の買い越し継続などにより大幅続伸。終値ベースでは2020年1月27日の7,587.63ポイント以来、約56カ月ぶりの高値へと上昇した。
個別では、特に金利敏感セクターの代表格である不動産株が堅調、不動産株指数は2.1%上昇、上昇相場の牽引役となった。
2024年10月7日の株式市場概要
指 数 | 始 値 | 高 値 | 安 値 | 終 値 | 前営業日比 |
PSE株価指数 | 7,464.81 | 7,604.61 | 7,464.81 | 7,554.68 | 86.76 |
出来高(百万株) | 1,357 | 71% | 値上がり銘柄 | 129 | 外国人買付額(百万ペソ) | 3,939 |
売買代金(百万ペソ) | 7,873 | 28% | 値下がり銘柄 | 79 | 外国人売却額(百万ペソ) | 2,587 |
総取引回数 | 89,476 | 42% | 変わらず銘柄 | 49 | 外国人買越額(百万ペソ) | 1,352 |