メトロバンク、9カ月間の純利益12%増の357億ペソに
総資産3.3兆ペソで民間2位、不良債権比率1.59%と最低水準
2024/10/30
当地第2位(総資産ベース)の民間拡大商業銀行であるメトロポリタンバンク&トラスト(メトロバンク、証券コード:MBT)は10月29日、2024年第3四半期(7月~9月)と年初9カ月の事業報告書を開示した。
それによると、2024年9カ月間(24年1月~9月)の純収入は前年同期比(以下同様)9.6%増の1,098億ペソ。そのうち、主力の融資業務などによる純金利収入は11.0%増の857億ペソで、純金利率は3.90%(前年同期3.93%)。非金利収入は5.0%増の241億ペソ。一方、営業経費は11.2%増の570億ペソ。これらの結果、帰属純利益は12.4%増の357億ペソに達した。
2024年9月末時点の受入預金残高は2.7%減の2兆2,844億ペソ、そのうち低コストのCASA(当座・普通預金)が全体の62.3%を占めた。一方、融資残高は16.6%増の1兆6,729億ペソ。総資産は3兆3,351億ペソ、株主資本は3,801億ペソであった。平均株主資本利益率(ROAE)は12.93%(前年同期12.83%)、平均総資産利益率(ROAA)は1.48%(同1.46%)。預貸率は74.40%(同62.64%)。
リスク資産に対する自己資本比率(CAR)は17.10%(前年同期18.42%)、補完資本(TIER2)を除いた普通株式中核自己資本比率(Tier1)は16.30%(同17.59%)で、双方ともに依然高水準、中央銀行の最低基準を大幅に上回っている。不良債権(NPL)比率は1.59%で前年同期の1.74%から改善した。業界で最も低い水準といえる。NPL貸倒引当率は161.9%と高水準を維持している。
メトロバンクの国内店舗数は950店超、海外拠点は30箇所超に達している。日本を始め、アメリカ、カナダ、英国、韓国、シンガポール、中国、香港、台湾の主要都市に支店・現地法人を展開している。設置ATM台数は2,300台超。在日拠点は東京支店(設置:1996年3月、フィリピン銀行としての初の日本進出)、大阪出張所(設置:1998年12月)の2拠点となっている。
それによると、2024年9カ月間(24年1月~9月)の純収入は前年同期比(以下同様)9.6%増の1,098億ペソ。そのうち、主力の融資業務などによる純金利収入は11.0%増の857億ペソで、純金利率は3.90%(前年同期3.93%)。非金利収入は5.0%増の241億ペソ。一方、営業経費は11.2%増の570億ペソ。これらの結果、帰属純利益は12.4%増の357億ペソに達した。
2024年9月末時点の受入預金残高は2.7%減の2兆2,844億ペソ、そのうち低コストのCASA(当座・普通預金)が全体の62.3%を占めた。一方、融資残高は16.6%増の1兆6,729億ペソ。総資産は3兆3,351億ペソ、株主資本は3,801億ペソであった。平均株主資本利益率(ROAE)は12.93%(前年同期12.83%)、平均総資産利益率(ROAA)は1.48%(同1.46%)。預貸率は74.40%(同62.64%)。
リスク資産に対する自己資本比率(CAR)は17.10%(前年同期18.42%)、補完資本(TIER2)を除いた普通株式中核自己資本比率(Tier1)は16.30%(同17.59%)で、双方ともに依然高水準、中央銀行の最低基準を大幅に上回っている。不良債権(NPL)比率は1.59%で前年同期の1.74%から改善した。業界で最も低い水準といえる。NPL貸倒引当率は161.9%と高水準を維持している。
メトロバンクの国内店舗数は950店超、海外拠点は30箇所超に達している。日本を始め、アメリカ、カナダ、英国、韓国、シンガポール、中国、香港、台湾の主要都市に支店・現地法人を展開している。設置ATM台数は2,300台超。在日拠点は東京支店(設置:1996年3月、フィリピン銀行としての初の日本進出)、大阪出張所(設置:1998年12月)の2拠点となっている。