商業銀行の不良債権比率、8月末3.18%に

前月末3.28%から改善、前年同月末3.09%から悪化

2024/11/12

  フィリピン中央銀行(BSP)の11月11日時点のデータによると、2024年9月末の商業銀行(拡大商業銀行=ユニバーサルバンク含む)の総融資残高は前月末比4.5%増の13兆8,093億ペソと過去最高だった。それに占める総不良債権(元利回収遅延債権、NPL)比率は3.18%となり、前月末の3.28%から低下したが、前年同月末の3.09%からは上昇した。不良債権(NPL)貸倒引当率は98.39%...

有料会員になって続きを読む