中央銀行の金融政策会合、2025年は6回開催へ

初回は2月20日、米国FOMC初回は1月28日~29日

2025/01/05

 フィリピン中央銀行(BSP)の最高政策決定機関である金融委員会(MB)は、金融政策会合の頻度を、2025年は6回へ減少(2024年は7回)することを決定した。

 金融政策会合は近年は年8回開催されることが多かったが、2024年は7回開催となり、2025年は6回へと更に減少する。この変更により、2025年は隔月で開催されるようになり、データ更新の詳細な分析が可能となるほか、予測の前提条件について各分野の専門家との協議の機会を拡大することができるとのことである。

 2025年の金融政策会合は、2月20日、4月3日、6月19日、8月28日、10月9日、12月11日に開催と予定されている。1月、3月、5月、7月、9月、11月は開催されない。金利など重要金融政策は通常、定例金融政策会合で決定される。急を要する場合には臨時会合で決定されることもあるが稀である。

 一方、米国連邦準備理事会(FRB)による米連邦公開市場委員会(FOMC)は年8回開催される。2025年は1月28日~29日、3月18日~19日、5月6日~7日、6月17日~18日、7月29日~30日、9月16日~17日、10月28日~29日、12月9日~10日と予定されている。

 2025年の日本銀行(日銀)の金融政策決定会合は1月23日~24日、3月18日~19日、4月30日~5月1日、6月16日~17日、7月30日~31日、9月18日~19日、10月29日~30日、12月18日~19日と予定されている。欧州銀行(ECB)理事会は1月30日、3月6日、4月17日、6月5日、7月24日、9月11日、10月30日、12月18日と予定されている。