最古の鉱山企業ベンゲット、上場75周年に

2025/01/13

 フィリピン最古の鉱山企業であるベンゲット コーポレーション(証券コード:BC)が、2025年1月4日に上場75周年を迎え、1月10日、フィリピン証券取引所(PSE)において記念の打鐘セレモニーを行った。

 BCは1903年8月12日に、ベンゲット コンソリデーテッド マイニング カンパニーという社名で設立されたフィリピン最古の鉱山企業である。1950年1月4日にマニラ証券取引所(1994年にマカティ証券取引所と統合しPSEとして発足)に上場した。1956年に社名をベンゲット コンソリデーテッドに変更、1980年に現社名へと再変更した。

 BCは主に採鉱および鉱物探査を行っている現在、金、銀、ニッケル鉱石、石灰石を生産・販売している。金鉱山はベンゲット州、ニッケル鉱山はサンバレス州、石灰石の生産施設はバギオ市に立地している。