三井住友建設、マニラ地下鉄トンネル掘削工事を開始
CP103工区、上下線総延長約12キロ、総受注額657億円
2025/01/20
フィリピン運輸省(DOTr)は、1月16日、マニラ首都圏ケソン市のキャンプ・アギナルドにおいて、日本支援によるフィリピン初の地下鉄プロジェクトである「マニラ首都圏地下鉄事業(第一期)」(マニラ地下鉄)契約パッケージ(CP)103におけるトンネル掘削機(TBM)発進式を主催、CP103のトンネル掘削作業の開始を公式に発表した。このTBM発進式には、フィリピン国軍、在フィリピン日本国大使館、国際協力機構(JICA)、および施工企業である三井住友建設(SMCC)が参加した。
2023年2月に起工式が開催されたCP103工区はケソン市のアノナス駅、キャンプ・アギナルド駅(カティプナン駅から呼称変更)の駅舎舎工事を含むイーストアベニュー駅からオルティガスノース駅を結ぶ全長約6.5kmの地下鉄区間である。日本からの2台のトンネル ボーリングマシン(TBM)などが投入される。工事区間の概要は以下のとおり。
<CP103工区工事概要>
・工事名称:マニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP103工区
・発注者:フィリピン共和国 運輸省
・設計:オリエンタルコンサルタンツグローバルJV
・施工:三井住友建設株式会社
・契約金 約657億円(日本円換算)
・工事期間 着工から290週(約66.7カ月)
・工事概要 工事延長約6.5kmの土木・建築、設備一式工事
2つの駅舎工事(アノナス駅253m、キャンプ・アギナルド駅277m)を含み、4つの各駅舎間を結ぶ上下線シールドトンネル区間総延長11.97km、内径6.1m。
なお、三井住友建設はフィリピンの他、日本政府ODA支援としての橋梁・鉄道・道路・水道等の社会インフラ整備事業や、アジア各国で日系、欧米系及び地元企業事務所、工場等の建設事業等幅広く事業展開をしてきた。フィリピンにおいては、南北通勤鉄道事業(マロロス-ツツバン)CP2工区(北方のブラカン州マロロス市から首都圏マニラ市ツツバンまでの区間延長14kmの高架橋と3つの駅舎を構築するプロジェクト)に続く受注となった。今後も日本特有の、あるいは長年の事業展開による技術力を活かして、各国の社会インフラの整備ならびにアジア各国経済の発展に貢献して行く方針である。
2023年2月に起工式が開催されたCP103工区はケソン市のアノナス駅、キャンプ・アギナルド駅(カティプナン駅から呼称変更)の駅舎舎工事を含むイーストアベニュー駅からオルティガスノース駅を結ぶ全長約6.5kmの地下鉄区間である。日本からの2台のトンネル ボーリングマシン(TBM)などが投入される。工事区間の概要は以下のとおり。
<CP103工区工事概要>
・工事名称:マニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP103工区
・発注者:フィリピン共和国 運輸省
・設計:オリエンタルコンサルタンツグローバルJV
・施工:三井住友建設株式会社
・契約金 約657億円(日本円換算)
・工事期間 着工から290週(約66.7カ月)
・工事概要 工事延長約6.5kmの土木・建築、設備一式工事
2つの駅舎工事(アノナス駅253m、キャンプ・アギナルド駅277m)を含み、4つの各駅舎間を結ぶ上下線シールドトンネル区間総延長11.97km、内径6.1m。
なお、三井住友建設はフィリピンの他、日本政府ODA支援としての橋梁・鉄道・道路・水道等の社会インフラ整備事業や、アジア各国で日系、欧米系及び地元企業事務所、工場等の建設事業等幅広く事業展開をしてきた。フィリピンにおいては、南北通勤鉄道事業(マロロス-ツツバン)CP2工区(北方のブラカン州マロロス市から首都圏マニラ市ツツバンまでの区間延長14kmの高架橋と3つの駅舎を構築するプロジェクト)に続く受注となった。今後も日本特有の、あるいは長年の事業展開による技術力を活かして、各国の社会インフラの整備ならびにアジア各国経済の発展に貢献して行く方針である。