入国管理局、不法POGO労働者の国外退去を迅速化

2025/01/25

 フィリピン入国管理局(BI)は1月25日、違法な海外向けオンラインギャンブル運営業者(POGO)に関連する取り締まりにおいて、今月8日に逮捕された中国人3名を国外退去させた。3名はエアアジア便で中国の厦門(アモイ)へ送還された。

 この3名は、1月8日にパラニャーケ市で行われた大規模な摘発作戦で逮捕された450人の不法POGO労働者の一部である。BIのジョエル・ビアド長官は、「入国管理局は、移民法に違反した全員を迅速に退去させるために全力を尽くしている。この措置は、フィリピンの利益を守るためにPOGOを禁止するというマルコス大統領の指示に基づいている」と述べた。

 また、ビアド長官は「まだ不法に滞在している者は、自ら当局に出頭することを強く勧める。逮捕による不名誉を避け、協力して出国手続きを円滑に進めてほしい」と呼びかけた。