カンボジアとの二重課税防止協定に署名

2025/02/14

　カンボジアのフン・マネット首相が、2月10日～11日まで、初のフィリピン公式訪問を行った。

　2月11日、フン・マネット首相とマルコス大統領の立ち合いのもと、カンボジアとフィリピンとの間の2重課税回避協定(DTA)に署名が行われた。署名は、カンボジアのプラク・ソコン副首相兼外務・国際協力大臣とフィリピン財務省のラルフ・レクト大臣によって行われた。

　このDTAは、事業利益、配当金、利子、ロイヤリティ、キャピタルゲイン、およびその他の収益源からの所得に関する税務の各側面を網羅している。両国間の国境を越えて活動する個人や企業に対する二重課税の負担軽減・免除することを目的としており、両国間の貿易や投資の障壁が低減され、国境を越えた経済活動が促進されると期待される。レクト大臣は、税制の信頼性向上に役立つだろうと述べた。