訪日フィリピン人、1月としての過去最高記録更新
27%増の7万2千人、タイとマレーシアに次ぐASEAN 3位
2025/02/23
日本政府観光局(JNTO)の2月19日の発表によると、2025年1月の訪日外客数(推計値)は、378万1,200人で、前年同月比40.6%増と大幅に増加した。また、過去最高であった2024年12月の348万9,800人を大きく上回り単月過去最高を記録し、単月として初めて370万人を突破した。
2024年は2月であった旧正月(春節)が今年は1月となり、アジアの多くの市場で旧正月に合わせた旅行需要の高まりがみられたほか、ウィンタースポーツ需要等により豪州や米国などを中心に前年に同月に比べ一層の旅行者数の増加があったことなどが今月の押し上げ要因となった。
23市場のうち3市場(韓国、台湾、豪州)で単月過去最高を更新したほか、17市場(中国、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、インド、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)で1月として過去最高を記録した。
1月に訪日外客数の多かった上位5市場は、中国本土(98万0,300人)がトップとなり、年同月比で135.6%増加した。次いで、韓国(96万7,100人)、台湾(59万3,400人)、香港(24万3,700人)、米国(18万2,500人)。
フィリピンに関しては、1月の訪日外客数は前年同月比27.2%増の7万2,200人であった。マニラ~新千歳間の復便や好調な経済状況を背景とする海外旅行需要の増加の影響もあり、訪日外客数は1月として過去最高を記録した。ASEAN地域ではタイ(9万6,800人)、マレーシア(7万5,000人)に次ぐ3位だった。
2023年3月に策定された第4次観光立国推進基本計画では3つの柱「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」が示されるとともに、旅行消費額・地方部宿泊数等に関する新たな政府目標が掲げられているところ、JNTOはこれらの実現に向けて、市場動向を綿密に分析しながら、戦略的な訪日旅行プロモーションに取り組んでいく方針である。
2024年は2月であった旧正月(春節)が今年は1月となり、アジアの多くの市場で旧正月に合わせた旅行需要の高まりがみられたほか、ウィンタースポーツ需要等により豪州や米国などを中心に前年に同月に比べ一層の旅行者数の増加があったことなどが今月の押し上げ要因となった。
23市場のうち3市場(韓国、台湾、豪州)で単月過去最高を更新したほか、17市場(中国、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、インド、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)で1月として過去最高を記録した。
1月に訪日外客数の多かった上位5市場は、中国本土(98万0,300人)がトップとなり、年同月比で135.6%増加した。次いで、韓国(96万7,100人)、台湾(59万3,400人)、香港(24万3,700人)、米国(18万2,500人)。
フィリピンに関しては、1月の訪日外客数は前年同月比27.2%増の7万2,200人であった。マニラ~新千歳間の復便や好調な経済状況を背景とする海外旅行需要の増加の影響もあり、訪日外客数は1月として過去最高を記録した。ASEAN地域ではタイ(9万6,800人)、マレーシア(7万5,000人)に次ぐ3位だった。
2023年3月に策定された第4次観光立国推進基本計画では3つの柱「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」が示されるとともに、旅行消費額・地方部宿泊数等に関する新たな政府目標が掲げられているところ、JNTOはこれらの実現に向けて、市場動向を綿密に分析しながら、戦略的な訪日旅行プロモーションに取り組んでいく方針である。
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