日本格付研究所 アヤラコープの格付を「Aマイナス」に
格付見通し安定的で比国債と同格、実力は一段上の「A」と評価
2025/03/12
日本格付研究所(JCR)は、3月5日、アヤラ財閥の旗艦企業であるアヤラコーポレーション(アヤラコープ、証券コード:AC)の外貨建長期発行体格付を「Aマイナス(A-)」、格付見通しを「安定的」とすると発表した。格付見通しが安定的というのは、「A-」という格付が当分維持されるであろうという意味である。
格付が「A-」、格付見通し「安定的」というのはフィリピン国債と全く同じであり、フィリピンの個別企業の格付がA範疇となったことは注目される。有力格付機関であるJCRによってA範疇とされたことはACにとって大きなプラスであり、資金調達において有利になると期待される。特に、日本でのサムライ債等の低コストでの発行が可能となりそうだ。
JCRはACの格付を「A-」とする理由について、「ACは、投資会社として長期的、戦略的投資を展開しており、不動産を中心に金融、通信、電力などの主要部門で優位なプレゼンスを誇るコングロマリットを形成する。今回の格付は、ACを持株会社とするグループの信用力を反映させている。ACのグループ信用力は、主要投資先4事業における強固な事業基盤、キャッシュフロー創出力の安定性、事業ポートフォリオがもたらす成長力、比較的良好な財務バランスなどを反映し『A』相当とみている。ACの外貨建長期発行体格付は、フィリピンのソブリン(国債)格付(外貨建長期発行体格付:A-/安定的)に制約されており、『A-』とした」と説明している。
ただし、「投資先事業における金利や不動産市況、規制等の要因の変化がキャッシュフロー創出力と財務バランスに及ぼす影響、投資方針の変更による事業ポートフォリオの変化、連結ベースでの財務バランスの動向などが今後の注目ポイントである。中でも電力事業において再生可能エネルギーの発電容量を拡大させる計画であり、財務への影響を注視していく」ともコメントしている。
格付が「A-」、格付見通し「安定的」というのはフィリピン国債と全く同じであり、フィリピンの個別企業の格付がA範疇となったことは注目される。有力格付機関であるJCRによってA範疇とされたことはACにとって大きなプラスであり、資金調達において有利になると期待される。特に、日本でのサムライ債等の低コストでの発行が可能となりそうだ。
JCRはACの格付を「A-」とする理由について、「ACは、投資会社として長期的、戦略的投資を展開しており、不動産を中心に金融、通信、電力などの主要部門で優位なプレゼンスを誇るコングロマリットを形成する。今回の格付は、ACを持株会社とするグループの信用力を反映させている。ACのグループ信用力は、主要投資先4事業における強固な事業基盤、キャッシュフロー創出力の安定性、事業ポートフォリオがもたらす成長力、比較的良好な財務バランスなどを反映し『A』相当とみている。ACの外貨建長期発行体格付は、フィリピンのソブリン(国債)格付(外貨建長期発行体格付:A-/安定的)に制約されており、『A-』とした」と説明している。
ただし、「投資先事業における金利や不動産市況、規制等の要因の変化がキャッシュフロー創出力と財務バランスに及ぼす影響、投資方針の変更による事業ポートフォリオの変化、連結ベースでの財務バランスの動向などが今後の注目ポイントである。中でも電力事業において再生可能エネルギーの発電容量を拡大させる計画であり、財務への影響を注視していく」ともコメントしている。