ドン・キホーテ、フィリピン進出を検討
先ずは比製品の調達拡大、貿易産業省と協議
2025/05/21
フィリピン貿易産業省(DTI)は5月19日、東京都内で日本の大手小売企業パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、本社:東京都渋谷区)と会談し、フィリピン製品の輸出拡大に向けた連携強化を確認した。PPIHは「ドン・キホーテ」および「ドンドンドンキ」を展開するグループで、食品・生活雑貨を含む製品の調達拡大に意欲を示した。
ロケ貿易産業相が率いる代表団は、PPIH幹部と直接協議を行い、食品やウェルネス商品、自然派日用品、ライフスタイル関連商品を中心としたフィリピン製品の継続的な供給体制について意見を交わした。PPIH側は、同社が展開する日本、米国、アジア各国の店舗網において、フィリピン製品の取り扱いを増やす考えを示した。
DTIによると、PPIHは「中間業者を介さず、より多くのフィリピン企業との直接取引」を希望しており、製品の品質基準や包装・表示要件などの貿易実務面について、制度的なサポートの必要性にも言及があった。ロケ大臣は、「ドンキのような国際小売網を活用することで、より多くのフィリピン製品が世界の消費者に届く道が拓ける。これは輸出産業全体の底上げにつながる」と述べた。
またPPIHは、フィリピン国内への将来的な出店についても「長期的な検討課題」としつつ、「調達協力の成果によって展開可能性を探る」との認識を示した。
ロケ貿易産業相が率いる代表団は、PPIH幹部と直接協議を行い、食品やウェルネス商品、自然派日用品、ライフスタイル関連商品を中心としたフィリピン製品の継続的な供給体制について意見を交わした。PPIH側は、同社が展開する日本、米国、アジア各国の店舗網において、フィリピン製品の取り扱いを増やす考えを示した。
DTIによると、PPIHは「中間業者を介さず、より多くのフィリピン企業との直接取引」を希望しており、製品の品質基準や包装・表示要件などの貿易実務面について、制度的なサポートの必要性にも言及があった。ロケ大臣は、「ドンキのような国際小売網を活用することで、より多くのフィリピン製品が世界の消費者に届く道が拓ける。これは輸出産業全体の底上げにつながる」と述べた。
またPPIHは、フィリピン国内への将来的な出店についても「長期的な検討課題」としつつ、「調達協力の成果によって展開可能性を探る」との認識を示した。