訪日フィリピン人33%増、4月として過去最高の9万1千人
4カ月間で12%増の30万2千人、ASEANでタイ52万人に次ぐ
2025/05/22
日本政府観光局(JNTO)の5月21日の発表によると、2025年4月の訪日外客数(推計値)は前年同月比28.5%増の390万8,900人となり、単月として初めて390万人を突破し過去最高を記録した。これまでの最高は2025年1月の378万1,629人。
春の桜シーズンで前月に引き続き多くの市場で訪日需要が高まったこと、アジアの一部市場や欧米豪市場ではイースター休暇に合わせて海外旅行需要が増加したことなどにより、東アジアでは中国、香港、欧米豪では米国、豪州を中心に訪日外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となった。
カナダや英国など10市場で単月過去最高を更新したほか、韓国や中国、シンガポールなど11市場で4月として過去最高を記録した。
4月に訪日外客数の多かった上位5市場は、中国本土(76万5,100人)がトップとなり、前年同月比で43.4%増加した。次いで、韓国(72万1,600人)、台湾(53万7,600人)、米国(32万7,500人)、香港(26万3,600人)。
フィリピンに関しては、4月の訪日外客数は前年同月比32.8%増の9万1,000人であった。マニラ~新千歳間の復便や好調な経済状況を背景とする海外旅行需要の増加、前年は3月下旬からであったイースター休暇が今年は4月中旬からとなった影響等もあり、訪日外客数は4月として過去最高を記録した。
年初4カ月の訪日外客数は前年同期比24.5%増の1,444万6,600人に達した。上位5市場は、韓国(322万7,800人)、中国(313万0,200人)、台湾(216万1,3600人)、米国(104万4,400人)、香港(91万1,200人)。フィリピンからは前年同期比12.2%増の30万2,200人で、ASEAN地域ではタイの52万0,300人に次ぐ2位だった。
2023年3月に策定された第4次観光立国推進基本計画では3つの柱「持続可能な観光」、「消費額拡大」、「地方誘客促進」が示されるとともに、旅行消費額・地方部宿泊数等に関する新たな政府目標が掲げられているところ、JNTOはこれらの実現に向けて、市場動向を綿密に分析しながら、戦略的な訪日旅行プロモーションに取り組んでいく方針である。
春の桜シーズンで前月に引き続き多くの市場で訪日需要が高まったこと、アジアの一部市場や欧米豪市場ではイースター休暇に合わせて海外旅行需要が増加したことなどにより、東アジアでは中国、香港、欧米豪では米国、豪州を中心に訪日外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となった。
カナダや英国など10市場で単月過去最高を更新したほか、韓国や中国、シンガポールなど11市場で4月として過去最高を記録した。
4月に訪日外客数の多かった上位5市場は、中国本土(76万5,100人)がトップとなり、前年同月比で43.4%増加した。次いで、韓国(72万1,600人)、台湾(53万7,600人)、米国(32万7,500人)、香港(26万3,600人)。
フィリピンに関しては、4月の訪日外客数は前年同月比32.8%増の9万1,000人であった。マニラ~新千歳間の復便や好調な経済状況を背景とする海外旅行需要の増加、前年は3月下旬からであったイースター休暇が今年は4月中旬からとなった影響等もあり、訪日外客数は4月として過去最高を記録した。
年初4カ月の訪日外客数は前年同期比24.5%増の1,444万6,600人に達した。上位5市場は、韓国(322万7,800人)、中国(313万0,200人)、台湾(216万1,3600人)、米国(104万4,400人)、香港(91万1,200人)。フィリピンからは前年同期比12.2%増の30万2,200人で、ASEAN地域ではタイの52万0,300人に次ぐ2位だった。
2023年3月に策定された第4次観光立国推進基本計画では3つの柱「持続可能な観光」、「消費額拡大」、「地方誘客促進」が示されるとともに、旅行消費額・地方部宿泊数等に関する新たな政府目標が掲げられているところ、JNTOはこれらの実現に向けて、市場動向を綿密に分析しながら、戦略的な訪日旅行プロモーションに取り組んでいく方針である。