マルコス大統領、22日に日本への実務訪問から帰国
常石造船、セブで世界初のメタノール二元燃料貨物船建造へ
2025/06/23
マルコス大統領は6月22日夜、19日からの4日間にわたる大阪実務訪問を終え、マニラに帰国した。帰国時には、新たな投資案件の獲得や、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)でのフィリピン館の発信力の高さなど、雇用創出や経済協力に向けた成果が強調された。
マルコス大統領を乗せた政府専用機は、22日午後6時頃、マニラに到着。空港での帰国声明の中で、大統領は「雇用を生み、投資を呼び込み、フィリピン国民の生活を向上させる新たな機会を得ることができた」と述べた。今回の訪日の主要行事のひとつとして、大阪・関西万博におけるフィリピン館を訪問、開館セレモニーを主導した。フィリピン館は「豊かな文化と革新性を備え、持続可能で包摂的な未来を築く国としてのフィリピンを世界に発信する場となる」とのことである。
今回の訪問で発表された主な対フィリピン投資案件などは以下の通り。
・カナデビア社(本社:大阪市住之江区)とフィリピン エコロジー システムズ社による廃棄物発電協働プロジェクト
・常石造船(本社:広島県福山市)によるセブ州での世界初のメタノール二元燃料式ばら積み貨物船建造
大統領は「これらのプロジェクトは雇用を創出し、クリーンエネルギーとグリーンシッピング分野におけるフィリピンの国際的地位を高めるものだ」と述べた。
また、大統領は日本政府観光局(JTA)、日本旅行業協会(JATA)、日比観光振興協議会、関連企業とも面談し、観光協力の強化とフィリピン人雇用拡大に向けた協議を行った。さらに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との会談では、防災支援、農業支援、地域安全性の向上を目的とした宇宙技術分野での協力可能性について協議がなされた(詳細別掲)。
訪問の最終日には、大阪在住のフィリピン人コミュニティとの懇談を実施。「比人就労者が示す誇り高き専門性と温かい思いやりが、フィリピンの国際的な評価を高めている」と述べ感謝の意を示した。今回の訪問は、2026年に迎える日比国交樹立70周年を前に行われたもので、両国は1956年の国交樹立以来、経済・政治・文化面で強固な関係を築いてきた。
マルコス大統領を乗せた政府専用機は、22日午後6時頃、マニラに到着。空港での帰国声明の中で、大統領は「雇用を生み、投資を呼び込み、フィリピン国民の生活を向上させる新たな機会を得ることができた」と述べた。今回の訪日の主要行事のひとつとして、大阪・関西万博におけるフィリピン館を訪問、開館セレモニーを主導した。フィリピン館は「豊かな文化と革新性を備え、持続可能で包摂的な未来を築く国としてのフィリピンを世界に発信する場となる」とのことである。
今回の訪問で発表された主な対フィリピン投資案件などは以下の通り。
・カナデビア社(本社:大阪市住之江区)とフィリピン エコロジー システムズ社による廃棄物発電協働プロジェクト
・常石造船(本社:広島県福山市)によるセブ州での世界初のメタノール二元燃料式ばら積み貨物船建造
大統領は「これらのプロジェクトは雇用を創出し、クリーンエネルギーとグリーンシッピング分野におけるフィリピンの国際的地位を高めるものだ」と述べた。
また、大統領は日本政府観光局(JTA)、日本旅行業協会(JATA)、日比観光振興協議会、関連企業とも面談し、観光協力の強化とフィリピン人雇用拡大に向けた協議を行った。さらに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との会談では、防災支援、農業支援、地域安全性の向上を目的とした宇宙技術分野での協力可能性について協議がなされた(詳細別掲)。
訪問の最終日には、大阪在住のフィリピン人コミュニティとの懇談を実施。「比人就労者が示す誇り高き専門性と温かい思いやりが、フィリピンの国際的な評価を高めている」と述べ感謝の意を示した。今回の訪問は、2026年に迎える日比国交樹立70周年を前に行われたもので、両国は1956年の国交樹立以来、経済・政治・文化面で強固な関係を築いてきた。