三井住友ファイナンス RCBCリースに30%出資
SMCBのフィリピンなどアジア戦略強化の一環
2025/08/21
三井住友ファイナンス&リース(SMFL、本社:東京都千代田区)は、8月20日、「フィリピンの大手財閥ユーチェンコグループ傘下の拡大商業銀行であるリサール商業銀行(RCBC、証券コード:RCB)が100%出資するリース会社、RCBCリーシング&ファイナンス(RLFC)が実施する第三者割当増資を引き受け、RLFCの株式30%を取得する契約を締結した」と発表した。今回の株式取得によりRLFCはSMFLの持分法適用関連会社となる予定である。
SMFLは、今回の出資により新たにフィリピンにおける事業拠点を確保し、これまでSMFLが海外現地法人で培ってきた営業・マネジメントノウハウと、パートナーとなるRCBCの顧客基盤・RLFCの営業体制を融合させることで、高いポテンシャルを持つフィリピンの経済成長に伴う収益機会を獲得することが出来ると考えている。
また、フィリピンは、三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)のマルチフランチャイズ戦略における重要国の一つである。マルチフランチャイズ戦略は、SMBCグループが高い成長の見込まれるインド・インドネシア・ベトナム・フィリピンを対象国として、リテール業務を含むフルラインの銀行サービスを展開することで「第2、第3のSMBCグループ」を創ることを目指す戦略である。SMFLはSMBCグループおよびパートナーとの連携を深め、引き続きグローバルにおける成長領域への事業展開、顧客基盤の拡大を目指す。
RLFC(本社:マニラ首都圏マカティ市)はフィリピンの主要銀行であるRCBC傘下のリース会社で、グループの顧客基盤を強みにファイナンス・リース、オペレーティング・リース、企業向けローンを提供している。事業開始は1957年、2024年末の総資産は約218億円(1ペソ=2.65円で換算)。
なお三井住友銀行は、2021年にRCBCの普通株式4.99%を取得、2023年7月31日にはRCBCの普通株式15.01%の追加取得を完了した。追加出資額は271億2,600万ペソ(約700億円)。この追加取得により、三井住友銀行のRCBC普通株式持分比率はそれまでの4.99%から20.00%となり、RCBCは三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行の持分法適用会社となった。これらの結果、RCBCの株主と保有比率は、ユーチェンコ財閥グループの持株会社パンマラヤン マネジメント&インベストメント33.9%、三井住友銀行20.0%、キャセイ ライフインシュアランス18.7%、世界銀行グループの国際金融公社(IFC)4.5%となったという経緯がある。
SMFLは、今回の出資により新たにフィリピンにおける事業拠点を確保し、これまでSMFLが海外現地法人で培ってきた営業・マネジメントノウハウと、パートナーとなるRCBCの顧客基盤・RLFCの営業体制を融合させることで、高いポテンシャルを持つフィリピンの経済成長に伴う収益機会を獲得することが出来ると考えている。
また、フィリピンは、三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)のマルチフランチャイズ戦略における重要国の一つである。マルチフランチャイズ戦略は、SMBCグループが高い成長の見込まれるインド・インドネシア・ベトナム・フィリピンを対象国として、リテール業務を含むフルラインの銀行サービスを展開することで「第2、第3のSMBCグループ」を創ることを目指す戦略である。SMFLはSMBCグループおよびパートナーとの連携を深め、引き続きグローバルにおける成長領域への事業展開、顧客基盤の拡大を目指す。
RLFC(本社:マニラ首都圏マカティ市)はフィリピンの主要銀行であるRCBC傘下のリース会社で、グループの顧客基盤を強みにファイナンス・リース、オペレーティング・リース、企業向けローンを提供している。事業開始は1957年、2024年末の総資産は約218億円(1ペソ=2.65円で換算)。
なお三井住友銀行は、2021年にRCBCの普通株式4.99%を取得、2023年7月31日にはRCBCの普通株式15.01%の追加取得を完了した。追加出資額は271億2,600万ペソ(約700億円)。この追加取得により、三井住友銀行のRCBC普通株式持分比率はそれまでの4.99%から20.00%となり、RCBCは三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行の持分法適用会社となった。これらの結果、RCBCの株主と保有比率は、ユーチェンコ財閥グループの持株会社パンマラヤン マネジメント&インベストメント33.9%、三井住友銀行20.0%、キャセイ ライフインシュアランス18.7%、世界銀行グループの国際金融公社(IFC)4.5%となったという経緯がある。