中央銀行、12月のインフレ率1.2%~2.0%と推定
10カ月連続での1%台の可能性、発表は1月6日予定
2026/01/01
フィリピン統計庁(PSA)は、1月6日午前9時、2025年12月の消費者物価(インフレ)統計を発表する予定である。
これに先立ち、フィリピン中央銀行(BSP)は、12月29日、「2025年12月の総合消費者物価上昇率(総合インフレ率、前年同月比、2018年基準)は1.2%~2.0%の範囲内であったと予想している」と発表した。
BSPは12月については、悪天候の影響が長引いたことや年末の需要増加を背景とした主要食料品価格の値上がりに加え、液化石油ガス(LPG)やガソリン価格の上昇が物価押し上げの主因になったと分析。一方で、マニラ電力(メラルコ)の電力料金値下げ、灯油およびディーゼル油価格の値下がりによって、インフレ上昇圧力が一部相殺されたと推定している。
25年12月の総合インフレ率が、BSPの直前予想レンジ(1.2%~2.0%)の中間値1.66%となれば、10カ月連続の1%台となる。前月の1.5%から僅かに加速するが、前年同月の2.9%からは減速となる。そして、2025年の平均総合インフレ率は1.6%で、政府の総合インフレ目標2%~4%の下限以下となる。
総合インフレ率とコアインフレ率の推移(2018年基準、平均値ベース)
(出所:フィリピン統計庁資料より作成)
これに先立ち、フィリピン中央銀行(BSP)は、12月29日、「2025年12月の総合消費者物価上昇率(総合インフレ率、前年同月比、2018年基準)は1.2%~2.0%の範囲内であったと予想している」と発表した。
BSPは12月については、悪天候の影響が長引いたことや年末の需要増加を背景とした主要食料品価格の値上がりに加え、液化石油ガス(LPG)やガソリン価格の上昇が物価押し上げの主因になったと分析。一方で、マニラ電力(メラルコ)の電力料金値下げ、灯油およびディーゼル油価格の値下がりによって、インフレ上昇圧力が一部相殺されたと推定している。
25年12月の総合インフレ率が、BSPの直前予想レンジ(1.2%~2.0%)の中間値1.66%となれば、10カ月連続の1%台となる。前月の1.5%から僅かに加速するが、前年同月の2.9%からは減速となる。そして、2025年の平均総合インフレ率は1.6%で、政府の総合インフレ目標2%~4%の下限以下となる。
総合インフレ率とコアインフレ率の推移(2018年基準、平均値ベース)
| 年 | 22年 | 23年 | 24年 | 2025年 | ||||||||||
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | ||||
| 総合 | 5.8% | 6.0% | 3.2% | 2.9% | 2.1% | 1.8% | 1.4% | 1.3% | 1.4% | 0.9% | 1.5% | 1.7% | 1.7% | 1.5% |
| コア | 3.9% | 6.6% | 3.0% | 2.6% | 2.4% | 2.2% | 2.2% | 2.2% | 2.2% | 2.3% | 2.7% | 2.6% | 2.5% | 2.4% |




