27日、セブに巨大モール「SMシーサイドシティー」開店

2015/11/26

「SMモール・オブ・アジア」のセブ版、ユニクロ27号店も

 

 当地最大級の総合不動産企業であり、最大のショッピングモール開発・運営企業でもあるSMプライム・ホールディングス(SMPH)が、成長著しいセブの事業展開を積極化させつつある。

 SMPHはセブ市の240ヘクタールに及ぶ広大な埋立地(サウス・ロード・プロパティー=SRP)のうち、30ヘクタールを取得、大規模な商業・ビジネス・住居複合開発事業「SMシーサイドシティ・ コンプレックス」プロジェクトを推進している。

 同プロジェクトの核となる巨大ショッピングモール「SMシーサイドシティー・セブ店」が、11月27日にオープンする。この巨大SMモールはフィリピン56号店となる。セブ州では「SMシティ・セブ」(1993年開店)、「SMシティ・コンソラシオン店」(2012年開店)に続く3番目のSMモールとなる。

 「SMシーサイドシティー・セブ店」の総床面積は43万平米で、SMモール56店のうち4番目、セブ州では最大である。主要テナントはSMストア、SMスーパーマーケット、フォーエバー21、エースハードウェア、ワトソンズ、BDOユニバンク、チャイナバンクなど。ユニクロのフィリピン27号店もオープンする。このほか、8つの映画館、5000台の駐車場などを有する。

 SMPHは広大で多様な機能を有するこのセブ州3号店を、首都圏の巨大ショッピング・モール「SMモール・オブ・アジア」のセブ版と位置付けている。このモール開店により、国内SMモールの合計床面積は730平米、中国の6モールを含めると830平米に達する(13年5月21日のフィリピン証券取引所回覧06334、2015号より)。