エーザイのITシステム外部委託、フィリピン主要拠点に

2015/06/25

 

 アクセンチュア(東京都港区)は、エーザイ(東京都文京区)とITシステムの保守・運用、サーバー/ネットワーク監視・運用等を包括するITアウトソーシング契約を締結したことを発表した。

 この契約は、エーザイの米国拠点におけるアプリケーション/ITインフラストラクチュア全般(一部R&D領域のアプリケーション/ITインフラ ストラクチュア除く)、ならびに国内拠点における会計・生産管理等のERPと、その周辺システム運用およびサーバーやネットワーク等のITインフラストラ クチュア監視・運用業務等の一部を対象とする。この契約は、米国向けには2015年4月から2022年3月までの7年間、国内向けには2015年4月から 2024年3月までの9年間の複数年契約である。

  エーザイはこの契約によって、新薬開発、医療行為、審査・法規制など、世界レベルでの標準化の流れが著しい医薬品業界において、より一層の競争優位を 確立すべく、ITコストのさらなる削減とグローバルなITソリューション提供に向けた体制整備をはかる。その結果、グローバル全体でより効率的かつ効果的 なITガバナンス体制の構築が可能となる。

 この契約にかかるサービスは、アクセンチュアが世界中で50箇所以上の拠点を有するグローバル デリバリーネットワークのうち、マニラにあるフィリピンデリバリーセンターを主要拠点とし、一部の米国アプリケーションサービスについてはプネのインドデリバリーセ ンターから提供される予定である。

 なお、アクセンチュア・グループはは、経営コンサルティング、テクノロジー・サービス、アウトソーシング・サービスを提供するグローバル企業である。約 32万3,000人の社員を擁し、世界120カ国以上の顧客にサービスを提供している。2014年8月31日を期末とする2014年会計年度の売上高は、300億米ドルであった(アクセンチュア株式会社ニュースリリース)。