13年の納税額、キリン出資のサンミゲル・ビールが3位

2015/03/15

トヨタ19位、サンロケ28位、三菱自69位、ホンダ108位
ヤクルト121位、太平洋セメント133位、味の素155位

 

フィリピン内国歳入庁(BIR)が、その(ウエブサイトhttp://www.bir.gov.ph/)に、2013年法人納税額上位500社リストを掲載している。



 それによると、2013年法人納税額トップは携帯通信企業スマート・コミュニケーションズで108億9,106万ペソであった。以下、2位マニラ電力(メラルコ)の96億9,001万ペソ、3位サンミゲル・ブリュワリー(サンミゲル・ビール)の48億7,913万ペソ、4位ネスレ・フィリピンの48億1,079万ペソ、5位シェブロン・マランパヤの45億1,654万ペソ、6位シェル・フィリピン・エクスプロレーション44億8,359万ペソ、7位グローブ・テレコムの40億0,288万ペソ、8位PMFTCの34億2,215万ペソ、9位ケムウエルスの29億0,899万ペソ、10位がSMプライム・ホールディングスの27億7,712万ペソと続く。

 日本企業が出資したり関係の深い企業の納税額トップは上記のサンミゲル・ビールで、233位のサンミゲル本体の1億4,271万ペソを大幅に上回った。このほか100位以内には、19位にトヨタ・モーター・フィリピン(納税額16億0,145万ペソ)、25位にチーム・スアル(同12億5,807万ペソ)、28位にサンロケ・パワー(同12億1,661万ペソ)、40位にチーム(フィリピン)・エナジー(同9億2,716万ペソ)、69位に三菱モーターズ・フィリピン(同5億0,892万ペソ)、97位にタガニート・マイニング(同3億4,544万ペソ)などがランクされている。

 さらに、108位に二輪車のホンダ・フィリピン(同3億2,281万ペソ)、121位にヤクルト・フィリピン(同2億9,013万ペソ)、128位にチーム・エナジー(同2億5,765万ペソ)、133位に太平洋セメント・フィリピン(同2億4,577万ペソ)、155位に味の素フィリピン(2億1,591万ペソ)、170位にいすゞフィリピン(同2億0,154万ペソ)、182位にトヨタ・ファイナンスサービス・フィリピン(同1億8,900万ペソ)、190位にツネイシ・ヘビー・インダストリーズ・セブ(セブ常石造船、同1億7,951万ペソ)、192位にピリピナス日野(同1億7,679万ペソ)などと続く(フィリピン内国歳入庁ウエブサイトなどより)。