最大銀行BDOユニバンク、14年も最高益更新

2015/02/27

純利益0.8%増の228億ペソ、実質18%増益
総資産11%増の1.9兆ペソ、預金1.5兆ペソ

 

 当地の最大銀行(総資産ベースなど)であるBDOユニバンク(BDO)が、2月26日に、2014年(1月~12月)の決算速報を発表した。

 それによると、2014年の純利益は同0.8%増の228億ペソに達し、年初発表の年間純利益目標を達成するとともに連続での史上最高益更新となった。 前年との比較では小幅増益という結果となったが、前年は非常に高水準の売買益が計上されたことによるもので、一時的損益を控除した実質ベースでは18%増 益であった。また、本業の融資業務による純金利収入は同19%増の512億ペソと好調であった。
 
 なお、2014年末の融資残高は前年末比20%増の1兆1,000億ペソに達した。受け入れ預金残高も同11%増の1兆4,923億ペソへと二桁増加した。受け入れ預金残高に関しては、昨年6月末に、当地銀行として初の1兆ペソ台突破となったが、その後も順調に拡大を続けている。また、総資産は11%増の1兆8,636億ペソに達した。すなわち、総資産、受け入れ預金残高、融資残高いずれも一兆ペソ台を大幅に上回り、業界トップ水準となっている。

 財務体質の改善も進んでおり、2014年末の不良債権(NPL)比率は1.3%、前年末の1.6%から更に低下した。不良債権貸倒引当率は188%に達し、前年末の173%から一段と向上した。また、バーゼルⅢ基準による自己資本比率(CAR)は14.6%、普通株中核自己資本(CET1)比率は 12.4%で、中央銀行の各々の最低基準である10%、8.5%をかなり上回っている。

 2014年末の国内店舗数は877店、ATM設置台数は2,600台以上、海外支店数は28店となっている(15年2月26日のフィリピン証券取引所回覧00899-2015号などより)。