フィリピン産生食用切り身まぐろからサルモネラ属菌

2014/12/13

日本厚生労働省、テンポイント社製品全量検査命

 

日本厚生労働省は12月12日、輸入企業ペスカリッチに対し、食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令(輸入届出ごとの全ロットに対する検査の義務づけ)を実施することとした。



 この検査命令の対象品目は、フィリピンにおいてテンポイント マニュファクチャリング社(TMC) が製造した生食用切り身まぐろである。検疫所におけるモニタリング検査の結果、フィリピン産生食用切り身まぐろからサルモネラ属菌を検出したことから、当該製品の製造企業(TMC)が製造する生食用切り身まぐろに対し、検査命令を実施するものである。 サルモネラ属菌は自然環境中の常在菌で食中毒を引き起こす病原微生物である。

<フィリピン産生食用切り身まぐろのサルモネラ属菌に係る違反の内容>
品 名:生食用切り身まぐろ
輸入者:株式会社ペスカリッチ
製造者:TENPOINT MANUFACTURING CORPORATION
届出数量及び重量:495 カートン、4.96 トン
検査結果:サルモネラ属菌 検出
届出先:名古屋検疫所清水検疫所支所
日本への到着年月日: 2014年10月22日
違反確定日: 平2014年11月26日
(14年12月12日の日本厚生労働省発表より)。