セブ・パシフィック航空、アジア最優秀LCCに

2014/10/16

全日空がアジア最優秀航空会社賞:CAPA選出

 

 全日空(ANA)とフィリピン最大の格安航空会社(LCC)セブ・パシフィック航空は、シンガポールで開催されたCAPAアジア航空会社サミットのパーティーで、域内の最優秀航空会社として各部門で最高賞を授与された。

 全日空(ANA)は「CAPA Asia Pacific Airline of the Year」(2014年CAPAアジア太平洋地域最優秀航空会社賞)を、セブ・パシフィック航空は「2014年アジア太平洋地域最優秀LCC賞」(LCC of the Year)をそれぞれ受賞した。

 一方、2014年の最優秀CEO(最高経営責任者)には、ガルーダ・インドネシア航空(GA)のエミルシャ・サタル氏が選出された。

 CAPA(Center for Aviation)は1990年に設立された航空市場に関する情報・分析・データサービスを提供する域内有数の独立系シンクタンクで、本部はオーストラリア、シドニーにある。CAPAの最優秀航空会社賞は単に成功しているのみならず、新たな環境に適応しつつ業界においてリーダーシップを発揮している航空会社や空港に与えられる。

 CAPAは受賞企業や受賞者が、この激動の時期に、業界に新しい方向性を提供する戦略を採用しているとして称賛した(14年10月15日のCAPAニュースリリースより)。