吉田製麺店、横浜焼肉、富士そば等が進出へ

2014/09/29

センチュリー不動産は超高級和食店を計画

 

 フィリピンへの日本食レストラン進出ラッシュが続いている。

 ナビ・マニラによると、10月には吉田製麺店(横浜市金沢区)の横浜ラーメン・つけそば店がオープンする。出店場所は、マニラ首都圏マカティ市レガス ビ・ビレッジ・アモンソロ・ストリートのクリークサイドビル1階である。リトル東京に近接する場所である。

 吉田製麺店は濃いめの味で自家製の太めのつけそばをベースにする店である。フィリピンではつけそばのほか、オリジナルラーメン、スパイシーラーメン、餃 子などを提供する。ソフト・オープンが10月初旬、正式オープンが10月中旬と予定されている。

 また、プライマー10月号によると、10月中旬には、マカティ市横浜の人気焼肉店「YOKOHAMA meat Kitechen」が、マカティ市ジュピターとアンタレス通りのコーナーにオープン予定である。開店から3日間、ドリンクを含む全品が50%割引とのことである。

 さらに、蕎麦・うどん・カレーライス・丼物などのレストランを手掛けるダイタンフード(本社:渋谷区桜丘町)傘下で、海外店舗展開や海外FC展開を担当するダイタンホールディングス(本社:東京都世田谷区)が、年内に「名代富士そば」(富士そば)の1号店をマニラ首都圏にオープンする予定である。

 フィリピンでは、日本蕎麦に関しては、これまで株式会社三ッ和の「小諸そば」がフランチャイズ出店されたくらいで、人気沸騰のラーメン店に比べると地味 な存在となっている。「富士そば」は、現地人の好みを取り入れたメニューによって多店舗展開を目指す、

 一方、現地有力不動産企業であるセンチュリー・プロパティーズ・グループ(CPG)は、マカティ市で開発している高級コンドミニアム「トランプタワー」 などで構成されるセンチュリーシティに超高級和レストランをオープンすることを検討しているようである。まだ、構想段階ではあるが、日本の有名レストラン などと接触しているようでもある。