上半期の新車総販売台数、24%増の約12万7千台

2014/07/17

工業会25%増の10.9万台、輸入車協会17%増の1.8万台
年間予想は19%増の25万台へ上方修正、連続最高記録へ

 

 先頃、フィリピン自動車工業会(CAMPI)は、「2014年上半期(1月~6月)の国内四輪車新車販売台数は、前年同期比24.9%増の10万8,957台に達した」と発表した。

 


 
 堅調なフィリピン景気、各社の販促強化の奏功などにより、新車販売は好調に推移している。ただし、10万8,957台という数値や前年同月比などは、自動車工業会(CAMPI)を脱退した市場シェア第3位の韓国系の現代アジア・リソース(HARI)分などを含まないCAMPIとトラック工業会加盟企業分のみのベースである。 

 7月18日付け各紙電子版によると、HARIなどが所属する自動車輸入販売企業協会(AVID)加盟企業の2014年上半期の販売台数は、前年同期比16.7%増の1万7,902台となった。AVIDで首位のHARIの販売台数は同6%増の1万1,651台であった。

 上半期の工業会とAVIDの加盟企業の販売台数を単純に合計すると、前年同期比23.7%増の12万6,859台となる。CAMPIとAVIDの合算数字から重複加盟のCATSモーター分などを調整する必要はあるが、上半期の新車総販売台数は12万7千台に接近、好調が続いていると言える。

 CAMPIは、これまで2014年の総販売台数を前年比9.5%増の23万台と予想していた。しかし、上半期実績は年初予想を大幅に上回るペースで推移している。したがって、CAMPIは、2014年総販売台数予想を前年比19%増の25万台へと正式に上方修正し た。そして、2020年に50万台達成を目標とするとも表明した

先頃、フィリピン自動車工業会(CAMPI)は、「2014年上半期(1月~6月)の国内四輪車新車販売台数は、前年同期比24.9%増の10万8,957台に達した」と発表した。
 
 堅調なフィリピン景気、各社の販促強化の奏功などにより、新車販売は好調に推移している。ただし、10万8,957台という数値や前年同月比などは、自動車工業会(CAMPI)を脱退した市場シェア第3位の韓国系の現代アジア・リソース(HARI)分などを含まないCAMPIとトラック工業会加盟企業分のみのベースである。 

 7月18日付け各紙電子版によると、HARIなどが所属する自動車輸入販売企業協会(AVID)加盟企業の2014年上半期の販売台数は、前年同期比16.7%増の1万7,902台となった。AVIDで首位のHARIの販売台数は同6%増の1万1,651台であった。

 上半期の工業会とAVIDの加盟企業の販売台数を単純に合計すると、前年同期比23.7%増の12万6,859台となる。CAMPIとAVIDの合算数字から重複加盟のCATSモーター分などを調整する必要はあるが、上半期の新車総販売台数は12万7千台に接近、好調が続いていると言える。

 CAMPIは、これまで2014年の総販売台数を前年比9.5%増の23万台と予想していた。しかし、上半期実績は年初予想を大幅に上回るペースで推移している。したがって、CAMPIは、2014年総販売台数予想を前年比19%増の25万台へと正式に上方修正し た。そして、2020年に50万台達成を目標とするとも表明した。