名古屋でフィリピン渡航者からの感染ではしか集団発生

2014/06/27

 昨年末から、日本で全国的に、フィリピンからのB3型を中心として麻疹ウイルス輸入症例が増加している。  6月26日には、国立感染症疫学センターが、名古屋市でのフィリピン渡航者からのB3型麻疹ウイルスによる集合住宅内での集団発生事例を報告した。  それによると、患者は全員同じ集合住宅に住む4家族25名中11名であった。年齢は0歳9か月~15歳で、麻疹含有ワクチン(MCV)未接種者が10 名、2回接種...

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