国家脆弱度、フィリピン52位(178カ国中)へ悪化

2014/06/27

ASEANでミャンマーに次いで不安定との評価

 

 米国のシンクタンクである平和基金(FFP)が、2014年脆弱国指数とランキングを発表した。

 脆弱国指数は昨年までは失敗国指数と称されており、国家を不安定にさせる12項目を各10点満点合計120点で採点し、高い国ほど脆弱としている。90点以上を警報状態(Alert)、90点未満60点以上を要注意(Warning)、60点未満30点以上を普通(Moderate)、30点未満を安定 (Sustainable)と区分している。

 178カ国を対象とした2014年ランキングにおける脆弱度最低、すなわち最も安定した国とされたのは常連のフィンランド(178位)であった。177位がスウェーデン、176位がデンマーク、175位がノルウエーと、安定度上位を北欧国家が占めた。米国は159位、日本は158位、韓国は156位、中国は68位であった。

 脆弱度1位は南スーダン、2位はソマリア、第3位は中央アフリカ共和国、第4位はコンゴ民主共和国、5位スーダンと続く。アフガニスタンは7位、イラクは13位、北朝鮮は26位であった。

 東南アジア諸国の脆弱度については、シンガポールが158位と抜群の安定度である。以下、マレーシア117位、ベトナムス98位、インドネシア82位、 タイ80位、ラオス56位、フィリピン52位、ミャンマー24位と続く。
 
 フィリピンは、治安対策、法整備などで厳しい評価を受け、東南アジアではミャンマーに次ぐ脆弱国家とされたとされた。なお、過去のフィリピンの順位は、2013年59位(178カ国中)、2012年が56位(177カ国中)、2011年が50位(177カ国中)であった(平和基金のウエブサイトなどよ り)。