包装材のダイナパック、フィリピンに子会社

2014/04/16

リマ工業団地に、段ボール等の物流・販売事業

 

 段ボール、印刷紙器、軟包装材および紙製緩衝材などの包装資材の販売を行うダイナパック(本社:名古屋市)は、 4月16日開催の取締役会において、フィリピンに子会社を設立することを決議した。


 ダイナパックは、成長を続ける東南アジア市場の中で積極的拡販を図るために、安定した需要が見込まれるフィリピンに、新たに子会社を設立することとした。フィリピンにて、輸出用の高品質な段ボールなど、顧客ニーズに応じた包装材の供給を通じて、展開する輸出企業のグローバルなサプライチェーンに貢献して行く方針である。

<設立する子会社の概要>
(1) 商号(仮称):ダイナパック(フィリピン)
(2) 所在地:フィリピン・バタンガス州リパ市リマ工業団地内
(3) 代表者:仲野谷 公美社長
(4) 事業内容:段ボール、印刷紙器等包装材の物流および販売など
(5) 設立年月日(予定): 2014年6月
(6)事業開始期日(予定): 2014年8月
(6) 資本金の額 :50万米ドル
(7) 出資比率:ダイナパック100%

 今後のダイナパックの業績に与える影響については軽微であると認識しているが、開示すべき事項が今後発生した場合には、速やかに情報公開するとのことである。ちなみにダイナパックの2013年度(1月~12月)の連結売上高は前年比1.7%増の465億1,600万円、連結純利益は同1.5%増の13億4,400万円であった

 なお、ダイナパック・グループは、より幅広く、より迅速に顧客のニーズに対応するために、顧客の生産拠点の近くに事業所がある。東海エリアを中心とした関東・東北の国内拠点に加え、中国、マレーシア、ベトナムにも事業所を置き、海外での生産拠点のニーズにも応えていく(13年4月16日のダイナパック株式会社ニュースリリースより)。