台風1号が発生、比ミンダナオ島東方で

2014/01/18

 地滑りなどで40名死亡:18日18時現在

 

日本気象庁によると、1月18日午前、フィリピンのミンダナオ島の東方の海上で、熱帯低気圧が台風1号(国際名:レンレン)に変わった。



 日本気象庁の発表によると、19日午前2時(フィリピン時間、以下同様)の台風1号の中心位置はミンダナオ島の東(北緯9度25分、東経127度25分)にあり、ほとんど停滞状況となっている。中心気圧は1,004ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は秒速18メートル、最大瞬間風速は同25メートルとなっている。20日午前2時現在でも、ミンダナオ島東方に停滞しているとも予想されている。

 フィリピン南部では既に、洪水や地滑りなどの被害が出ている。18日18時のフィリピン災害対策本部 (NDRRMC)発表によると、この悪天候の影響により、18日8時現在、ミンダナオ島などで40名が死亡、5名が行方不明と報告されている。負傷者は65名、損壊家屋約1,900戸とも報告されている(14年1月19日午前3時45分の日本気象庁発表より)。