宝印刷とフィリピン証券取引所が提携

2013/09/23

日本語による比証券市場情報提供
日系企業の比投資や上場を促進へ
   

   宝印刷(本社:東京都豊島区)とフィリピン証券取引所(PSE)は、9月23日に、業務提携覚書に署名した。

 

この業務提携は、日本の投資家のフィリピン証券市場への関心を高め、フィリピン証券市場への投資拡大や日系企業のPSE上場促進を目的としたものである。そして、フィリピン証券市場に関する情報の共有、両国でのIR活動や広報活動での協力などが謳われている。

 PSEは、日本の投資家のフィリピン証券市場の関心を高めるためには、日本語での情報提供が不可欠と判断、ディスクロージャーやIR関連の大手企業である宝印刷との提携に至った。既に宝印刷は、今年2月に、PSE上場規則集を日本語に翻訳したという実績がある。

 なお、東京証券取引所市場第一部 上場の宝印刷は、1.ディスクロージャー並びにIR関連物のコンサルティング、制作、印刷、2.ディスクロージャーに関連するソフトウェアの開発と販売、3.ディスクロージャーに関するセミナーの開催、書籍の出版を主業務としている。 資本金は 20億4,900万円 (2013年5月31日現在) である(13年9月23日のフィリピン証券取引所発表より)。