大型台風24号から約5カ月、子供たちが栄養不良の危機

2013/04/24

  昨年12月上旬にフィリピン南部ミンダナオ島を直撃した台風24号(フィリピン名:パブロ)から約5カ月間が経過した。  この台風の影響により、現在、5歳未満の子ども約6万7,000人が栄養不良の危険にさらされていると推定されている。社会の貧困層に生きる子供たちは、特に厳しい状況に置かれている。  台風24号の通過直後、被災地の子供たちの全身にむくみが見られた。これは、重度の急性栄養不良(SAM)の...

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