インターネットの世帯普及率、フィリピン21%
2013/01/15
世界88位(148カ国中)、ASEANで4位
ベトナム27%、インドネシア21%、タイ19%
米国の世論調査・コンサルタント会社ギャラップは、1月14日に、世界のインターネット接続環境に関する調査結果を発表した。
この調査は、2011年に148カ国・地域において、15歳以上を対象に実施されたものである。各々の国・地域において、1,000人以上に対する電話調査、もしくは直接の聞き取り調査という形式で行われた。
それによると、自宅でインターネットに接続できる世帯比率(インターネット世帯普及率)は、世界全体では、2011年に32%に達しており、2007年の21%、2008年の23%、2009年の25%、2010年の29%から上昇基調を辿っている。
国・地域別トップはシンガポールとスウェーデン(93%)。以下、3位デンマーク(92%)、4位オランダ(91%)、5位ニュ―ジーランドと豪州(89%)、7位カナダ、台湾、アイルランド、韓国(87%)と続く。ちなみに、日本は32位(73%)、米国は23位(80%)、中国は69位(34%)とランクされている。
東南アジア諸国(ASEAN)は1位のシンガポールのほか、68位にマレーシア(35%)、81位にベトナム(27%)、88位にフィリピンとインドネシア(21%)、90位にタイ(19%)、131位にラオス(2%)、137位(同率最下位グループ)にカンボジア(1%)とランクされている(13年1月14日のギャロップ発表より)。