セブで24日から日本ASEANテロ対策対話
2012/07/20
7月24日~26日まで、第7回日本ASEANテロ対策対話がフィリピンのセブで開催される。
この対話では、篠塚保外務省国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当大使及びリコ・プノ・フィリピン内務自治省治安担当次官が共同議長を務める。共催国フィリピンからは、パキト・オチョア・フィリピン官房長官兼テロ対策会議議長ほかが出席するとともに、日本、ASEAN各国政府及びASEAN事務局より関係者がそれぞれ出席しする。
この対話は、2005年12月の日本・ASEAN首脳会議における合意に基づき、2006年より毎年開催しているものである。そして、テロ情勢について意見交換するとともに、域内のテロ対策に資する協力分野を特定する。これまでの対話では、具体的プロジェクトの案件形成を行い、日・ASEAN統合基金(JAIF)を活用して実施してきている。
そして、この対話は、2015年のASEAN共同体構築に向けた域内のテロ対策協力の強化のための、重要な枠組みとして位置づけられている(12年7月20日の日本外務省発表より)。