千代田インテグレ、フィリピンに現地法人
2012/07/18
バタンガス州に販売子会社設立へ
タイ第二工場の設立準備にも着手
有力部品メーカーである千代田インテグレ株式会社(東京都中央区)は7月18日に、「フィリピン現地法人設立ならびにタイ工場設立準備を進めることを決定した」と発表した。
フィリピン現地法人は販売子会社であり、 千代田インテグレのシンガポール現地法人CHIYODA INTEGRE CO. (S) PTE. LTD.の子会社として設立される。設立場所は、エプソンなどの生産拠点であり、現在はキャノン、村田製作所、ブラザー工業などの生産拠点構築が進められつつあるバダンカス州と決定されている。正式な法人名、設立時期などの詳細は追って決定される。
一方、タイのCHIYODA INTEGRE (THAILAND) 第二工場の規模、場所、設立時期などの詳細も追って決定される。現在はアユタヤのハイテック・インダストリアル・エステートにおいて350人規模での生産活動が行われている。
千代田インテグレは、特にコア事業であるソフト素材の加工技術「ソフトプレス」は世界トップクラスの技術力を誇っている。また、素材メーカーと連携して環境に優しいオリジナル材料開発を行うなど、新素材の開発にも積極的に取り組んでいる(12年7月18日の千代田インテグレ株式会社ニュースリリースより)。