比損保業界、日系提携企業が収入上位独占
2012/06/21
東京海上日動出資のマラヤン保険がトップ
損保ジャパンの合弁相手PGAが第2位
三井住友海上出資のBPI/MSが第3位
フィリピン保険委員会(IC)が、2012年のフィリピン損害保険業界の統計を発表した。
それによると、2011年の保険料収入(Premiums Earned)トップは、東京海上日動が11%出資するマラヤン・インシュアランスの約25億9,326万ペソ、2位は損保ジャパンの合弁相手であるプルーデンシャル・ギャランティー&アシュアランス(PGA)の約22億8,277万ペソ、3位は三井住友海上が49%出資するBPI/MSインシュアランスの約15億5437万ペソと続く。このように、保険料収入(Premiums Earned)は日本企業の出資企業、提携先が上位を独占している。
一方、2011年末の払込資本額では、1位ジェネラリ・フィリピン、2位チャ―ティス・フィリピン、3位マラヤン・インシュアランス、純資産(Networth)では1位パイオニア・インシュアランス、2位マラヤン・インシュアランス、3位BPI/MSインシュアランスと続く(フィリピン保険委員会ウエブサイトなどより)。