2010年のフィリピンGDP成長率は7.3%でマルコス政権以降で最も高い年間成長率となり、政府の年間目標（5.0～6.0%）を大幅に上回った。政府は2011年の成長率目標を7.0～8.0%と設定している。民間エコノミストや国際機関の多くは、昨年の急成長の反動や原油など一次産品価格の急上昇の悪影響などで5%台前半と予想している。 ここへ来て、中東・北アフリカ情勢混迷化、東日本大震災やそれにともな...

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