建設技研インターナショナル、フィリピン本格進出

2017/09/13

   建設コンサルタントの建設技術研究所(CTIE)の海外事業部が分社化して1999年に設立された建設技研インターナショナル(CTII、本社:東京都中央区)は、2017年6月、フィリピン支社を設立、9月8日に開設記念式典が開催された。

 フィリピンには既に、建設技術研究所が1991年に連絡マニラ事務所を開設していたが、CTIグループが目指す3つの柱の1つである「グローバル企業」として海外事業規模の拡大を目指すため、特に市場性の高いアジア地域での営業活動を強化し、現地の人材を活用した事業展開を図ることを目的にCTIIフィリピン支社設立に至った。

 今後、フィリピン支社を拠点として、ODAだけではなく公的資金案件や民間資金案件への積極的な挑戦また多国籍の技術者がグローバルに活躍する環境づくりを強化して行く方針である。フィリピン支社の住所はマニラ連絡事務所と同じS&L Building, 1500 Roxas Boulevard, Ermita, Manila, Philippines、電話番号は +63-2-405-1194である。