東芝、新酸化物負極採用の次世代二次電池開発

超急速充電で電気自動車走行距離を3倍に

2017/10/04

東芝は、 リチウムイオン電池の負極材として一般的に使用される黒鉛と比較 して、2倍の容量を持つチタンニオブ系酸化物を負極材に用いた、 次世代リチウムイオン電池(次世代SCiB)の試作に成功した。  この次世代SCiBは高エネルギー密度でかつ超急速充電が可能で あり、電気自動車(EV)用途に適している。EVに搭載すると、 6分間の超急速充電で、 従来のリチウムイオン電池を搭載したコンパクトEVと比較して走 行...

有料会員になって続きを読む