日本車がベスト10を独占、2017年新車販売
トヨタ1位から4位を占め7車種がランクイン
2018/01/29
1位フォーチュナー、2位ヴィオス、3位イノーバ
既報のとおり、フィリピン自動車工業会(CAMPI)など工業会加盟企業、自動車輸入販売企業協会(AVID)加盟企業、非加盟独立系企業の合計から重複加盟分(フォードなど)を調整した2017年のフィリピン新車総販売台数は前年比同17.3%増の47万3,943台に達し、工業界加盟企業ベースのみならず、総販売台数ベースでも6年連続での史上最高記録となった。タイプ別では、乗用車が16万7,827台(構成比35.4%)、商用車が30万6,116台(構成比64.6%)であった。
2017年の総販売台数ベースでの企業別順位は、1位がトヨタ(TMP)の前年比15.6%増の18万2,657台(シェア38.5%)、2位が三菱自動車(MMPC)の同19.4%増の7万1,001台(シェア15%)、3位が現代自動車(HARI)の同11.8%増の3万7,678台(シェア7.9%)であった。
2017年の個別車種販売台数ランキングは、1位がトヨタ・フォーチュナー(SUV)3万9,680台。そして、2位がトヨタ・ヴィオス(小型セダン)3万6,734台、3位がトヨタ・イノーバ(MUV)2万4,434台、4位がトヨタ・ハイエース(バン)2万1,178台と続く。
トヨタが首位から4位までを占めた後に、5位三菱モンテロ・スポーツ(SUV))1万9,917台、6位トヨタ・ウイゴー(ミニハッチバック)1万9,295台、7位トヨタ・アバンサ(小型ミニバン)1万5,643台、8位トヨタ・ハイラックス(ピックアップトラック)1万4,688台、9位三菱L300(現地仕様軽商用車)1万4,634台、10位いすゞmu-X(SUV)1万3,157台と続く。すなわち、ベスト10を日本車が独占(トヨタが7車種、三菱自動車が2車種、いすゞが1車種)した。ちなみに、2016年は、フォード・エベレストが8位、現代アクセントが10位で、日本車は8車種がベストテン入りした。
なお、2017年2位、2016年首位のトヨタ・ヴィオスは、フィリピンでの自動車生産・販売を拡大を促し産業振興を支援するための「包括的自動車産業振興戦略」(CARS)プログラムの対象車種である。
このCARSのもとで、フィリピン政府は総額270億ペソの期間限定(2022年までの6年間)・成果型の優遇措置を講ずる。優遇措置は3車種(1車種につき6年間で20万台以上生産、すなわち年間平均3万3千台以上生産)を対象に実施される。上記の様に、ヴィオスの2017年の販売台数は3万6,734台、2016年が3万6,256台で、優遇措置で義務付けられている年間平均生産台数約3万3千台以上というペースを上回る販売台数を継続していることが注目される。
既報のとおり、フィリピン自動車工業会(CAMPI)など工業会加盟企業、自動車輸入販売企業協会(AVID)加盟企業、非加盟独立系企業の合計から重複加盟分(フォードなど)を調整した2017年のフィリピン新車総販売台数は前年比同17.3%増の47万3,943台に達し、工業界加盟企業ベースのみならず、総販売台数ベースでも6年連続での史上最高記録となった。タイプ別では、乗用車が16万7,827台(構成比35.4%)、商用車が30万6,116台(構成比64.6%)であった。
2017年の総販売台数ベースでの企業別順位は、1位がトヨタ(TMP)の前年比15.6%増の18万2,657台(シェア38.5%)、2位が三菱自動車(MMPC)の同19.4%増の7万1,001台(シェア15%)、3位が現代自動車(HARI)の同11.8%増の3万7,678台(シェア7.9%)であった。
2017年の個別車種販売台数ランキングは、1位がトヨタ・フォーチュナー(SUV)3万9,680台。そして、2位がトヨタ・ヴィオス(小型セダン)3万6,734台、3位がトヨタ・イノーバ(MUV)2万4,434台、4位がトヨタ・ハイエース(バン)2万1,178台と続く。
トヨタが首位から4位までを占めた後に、5位三菱モンテロ・スポーツ(SUV))1万9,917台、6位トヨタ・ウイゴー(ミニハッチバック)1万9,295台、7位トヨタ・アバンサ(小型ミニバン)1万5,643台、8位トヨタ・ハイラックス(ピックアップトラック)1万4,688台、9位三菱L300(現地仕様軽商用車)1万4,634台、10位いすゞmu-X(SUV)1万3,157台と続く。すなわち、ベスト10を日本車が独占(トヨタが7車種、三菱自動車が2車種、いすゞが1車種)した。ちなみに、2016年は、フォード・エベレストが8位、現代アクセントが10位で、日本車は8車種がベストテン入りした。
なお、2017年2位、2016年首位のトヨタ・ヴィオスは、フィリピンでの自動車生産・販売を拡大を促し産業振興を支援するための「包括的自動車産業振興戦略」(CARS)プログラムの対象車種である。
このCARSのもとで、フィリピン政府は総額270億ペソの期間限定(2022年までの6年間)・成果型の優遇措置を講ずる。優遇措置は3車種(1車種につき6年間で20万台以上生産、すなわち年間平均3万3千台以上生産)を対象に実施される。上記の様に、ヴィオスの2017年の販売台数は3万6,734台、2016年が3万6,256台で、優遇措置で義務付けられている年間平均生産台数約3万3千台以上というペースを上回る販売台数を継続していることが注目される。