フィリピン航空、年内に札幌⇔マニラ線就航意向

2018/04/16

フィリピン航空(PAL)は今年2月、英国SKYTRAX(スカイトラックス)社が運営するワールド・エアライン・レーティング(http://www.airlinequality.com/ratings/)において、4つ星(4スター)航空会社として認定された。現在、スカイトラックスの4つ星航空会社として約40社が認定されているが、フィリピンの航空会社の4つ星認定は、PALのみである。

 スカイトラックスによる航空会社審査は、国際線、国内線の機内、地上でのサービスなどが厳格に監査される。PALは、特に顧客サービスにおいて、「Buong Pusong Alaga(誠心誠意のおもてなし」が評価されたとしている。今後、新鋭機エアバスA350導入、A321ネオやボーイング777-300ERの追加取得などで更なる運航路線拡充、サービス向上が期待されている。そしてPALは、すでに5つ星の獲得を目指している。

 4月16日付け各紙電子版などによると、PALは運航路線拡充の一環として、今年10月28日に、北極圏航路利用のマニラ⇔ニューヨーク(JFケネディー空港)直行便を就航すると発表した。また、今年第4四半期中に、マニラ⇔ムンバイ、マニラ⇔ニューデリー、マニラ⇔札幌の各々直行便を就航する計画である。