比ユニクロ、10月5日に東南アジア最大店オープンへ
世界15番目のグローバル旗艦店、マカティ市に誕生
2018/07/09
ユニクロ・フィリピンは7月1日、「フィリピンでのグローバル旗艦店オープンは2018年10月5日(金曜)と予定している」と発表した。
フィリピンでのグローバル旗艦店は、既に今秋オープン予定と発表されていたが、具体的な日程が発表されたのである。この店舗は、フィリピンのみならず、東南アジア最大級の店舗となり、マニラ首都圏マカティ市のビジネスと商業の中心地であるアヤラ通りにある最新のショッピングモール「グロリエッタ5」内に出店される。最新のデザインを取り入れた店舗は、ユニクロが提供する服"LifeWear"とサービスを発信する重要な情報発信拠点でもある。ユニクロは、フィリピン、さらにはグローバルでの成長には欠かせない原動力である東南アジアでのビジネスを強化するために、この地をグローバル旗艦店の新しい出店場所として選んだ。この店舗は、11の国と地域にある15番目のグローバル旗艦店となる。
売場面積約4,100平米の広い店内には、地元の消費者や世界中からのマニラ訪問客に、大型ディスプレイをはじめ最新鋭のデザインコンセプトを活かした購買体験を提供していく。また、他のグローバル旗艦店と同じく、メンズ、ウィメンズ、キッズ&ベビーの全ラインアップを取り揃える。
この店舗の出店は、ニューヨークの5番街、ロンドンのオックスフォードストリート、パリのオペラ地区、東京の銀座、シンガポールのオーチャードロードなど世界の主要都市にあるグローバル旗艦店に加え、ユニクロのグローバル戦略におけるマニラでのビジネスの重要性を反映している。
既に「グロリエッタ5」にはユニクロが出店されていたが、今年第1四半期に閉鎖され、現在は改装のための工事中とされている。この元「グロリエッタ5」店が、上記の「マニラ グローバル旗艦店」として生まれ変わる。
なお、ファーストリテイリングはフィリピンにおけるユニクロ店舗の出店、運営を目的として、2012年1月にSM リテール社と共同出資して合弁会社「ファーストリテイリング・フィリピン社(FRPI、所在地:マニラ首都圏パサイ市、当初資本金:4億ペソ)を設立した。ファーストリテイリングの出資比率は75%である。合弁相手のSMリテール社は、商業施設運営、銀行、不動産、ホテル、コンベンション事業などを展開するフィリピン最大級のコングロマリットであるSMインベストメンツ社の子会社であり、小売業におけるリーディングカンパニーで50年以上の歴史を誇っている。ユニクロ フィリピン(比ユニクロ)1号店は、2012年6月15日、巨大ショッピングモール「SMモール・オブ・アジア」に出店された。
その後、順調に店舗数が増加、2018年5月末には51店(グロリエッタ5店含む)に達した。2015年央までは、マニラ首都圏を中心とするルソン島での出店に限られていたが、2015年に、マニラ首都圏に次ぐ都市圏であるセブに2店をオープンした。そして、現在セブを中心とするビサヤ地方での店舗数は5店となっている。さらに、ドゥテルテ大統領のお膝元であるミンダナオ島においても4店となっている。
下表の通り、2014年2月末時点ではフィリピンのユニクロ店舗数は11店で東南アジア(ASEAN)においては、シンガポールの16店、マレーシアとタイの各々14店の後塵を拝し、第4位にとどまっていた。しかし、2017年10月末には43店で、マレーシアの42店を上回る単独トップに浮上した。上記のとおり、今年6月末では51店でトップを維持している。さらに、マニラ グローバル旗艦店オープンにより、フィリピンの重要性が一段と高まることになる(18年7月1日の株式会社ユニクロのニュースリリースなどより)。
アセアン主要国におけるユニクロ店舗数推移(月末値)
フィリピンでのグローバル旗艦店は、既に今秋オープン予定と発表されていたが、具体的な日程が発表されたのである。この店舗は、フィリピンのみならず、東南アジア最大級の店舗となり、マニラ首都圏マカティ市のビジネスと商業の中心地であるアヤラ通りにある最新のショッピングモール「グロリエッタ5」内に出店される。最新のデザインを取り入れた店舗は、ユニクロが提供する服"LifeWear"とサービスを発信する重要な情報発信拠点でもある。ユニクロは、フィリピン、さらにはグローバルでの成長には欠かせない原動力である東南アジアでのビジネスを強化するために、この地をグローバル旗艦店の新しい出店場所として選んだ。この店舗は、11の国と地域にある15番目のグローバル旗艦店となる。
売場面積約4,100平米の広い店内には、地元の消費者や世界中からのマニラ訪問客に、大型ディスプレイをはじめ最新鋭のデザインコンセプトを活かした購買体験を提供していく。また、他のグローバル旗艦店と同じく、メンズ、ウィメンズ、キッズ&ベビーの全ラインアップを取り揃える。
この店舗の出店は、ニューヨークの5番街、ロンドンのオックスフォードストリート、パリのオペラ地区、東京の銀座、シンガポールのオーチャードロードなど世界の主要都市にあるグローバル旗艦店に加え、ユニクロのグローバル戦略におけるマニラでのビジネスの重要性を反映している。
既に「グロリエッタ5」にはユニクロが出店されていたが、今年第1四半期に閉鎖され、現在は改装のための工事中とされている。この元「グロリエッタ5」店が、上記の「マニラ グローバル旗艦店」として生まれ変わる。
なお、ファーストリテイリングはフィリピンにおけるユニクロ店舗の出店、運営を目的として、2012年1月にSM リテール社と共同出資して合弁会社「ファーストリテイリング・フィリピン社(FRPI、所在地:マニラ首都圏パサイ市、当初資本金:4億ペソ)を設立した。ファーストリテイリングの出資比率は75%である。合弁相手のSMリテール社は、商業施設運営、銀行、不動産、ホテル、コンベンション事業などを展開するフィリピン最大級のコングロマリットであるSMインベストメンツ社の子会社であり、小売業におけるリーディングカンパニーで50年以上の歴史を誇っている。ユニクロ フィリピン(比ユニクロ)1号店は、2012年6月15日、巨大ショッピングモール「SMモール・オブ・アジア」に出店された。
その後、順調に店舗数が増加、2018年5月末には51店(グロリエッタ5店含む)に達した。2015年央までは、マニラ首都圏を中心とするルソン島での出店に限られていたが、2015年に、マニラ首都圏に次ぐ都市圏であるセブに2店をオープンした。そして、現在セブを中心とするビサヤ地方での店舗数は5店となっている。さらに、ドゥテルテ大統領のお膝元であるミンダナオ島においても4店となっている。
下表の通り、2014年2月末時点ではフィリピンのユニクロ店舗数は11店で東南アジア(ASEAN)においては、シンガポールの16店、マレーシアとタイの各々14店の後塵を拝し、第4位にとどまっていた。しかし、2017年10月末には43店で、マレーシアの42店を上回る単独トップに浮上した。上記のとおり、今年6月末では51店でトップを維持している。さらに、マニラ グローバル旗艦店オープンにより、フィリピンの重要性が一段と高まることになる(18年7月1日の株式会社ユニクロのニュースリリースなどより)。
アセアン主要国におけるユニクロ店舗数推移(月末値)
年 | 14年 | 15年 | 16年 | 17年 | 18年 | ||||||||||||||
月 | 2月 | 5月 | 8月 | 11月 | 2月 | 5月 | 8月 | 11月 | 2月 | 5月 | 8月 | 11月 | 2月 | 5月 | 8月 | 11月 | 2月 | 5月 | 6月 |
フィリピン | 11 | 12 | 16 | 19 | 22 | 23 | 23 | 27 | 27 | 30 | 32 | 34 | 35 | 37 | 40 | 45 | 47 | 50 | 51 |
シンガポール | 16 | 16 | 18 | 21 | 22 | 23 | 23 | 23 | 24 | 24 | 24 | 25 | 25 | 24 | 24 | 25 | 26 | 26 | 26 |
マレーシア | 14 | 18 | 21 | 23 | 24 | 24 | 25 | 31 | 33 | 34 | 35 | 35 | 37 | 39 | 41 | 43 | 43 | 46 | 47 |
タイ | 14 | 18 | 20 | 21 | 21 | 23 | 23 | 29 | 30 | 32 | 32 | 34 | 34 | 34 | 34 | 35 | 35 | 39 | 40 |
インドネシア | 3 | 4 | 4 | 6 | 6 | 7 | 8 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 10 | 11 | 12 | 14 | 15 | 18 | 18 |
(出所: