更なる金融緩和観測が台頭

2019/05/20

 フィリピンでは、 5月9日に政策金利体系の0.25%引き下げ、5月16日には預金準備率を18%から16%へと2%ポイント引き下げる(3段階方式で)ことが決定された。すなわち、金融緩和の動きが続いているといえよう。  2018年10月まで急上昇したフィリピンのインフレ率は、 今年4月に16カ月ぶりの低水準となる3.0%まで鈍化、 2019年、2020年ともに、インフレ目標(2~4%) 圏内におさまると...

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