注目の観光地、ルソン島が世界第2位に

セブ島24位:トラベラーズチョイスアワード

2020/02/27

 口コミとランキングで見つかる世界最大の旅行プラットフォーム「Tripadvisor」(トリップアドバイザー、本社:マサチューセッツ州ニーダム、日本語版サイト: www.tripadvisor.jp)は、2月25日、2020トラベラーズチョイスアワードの観光地ランキングを発表した。

 今年から新たに2つのカテゴリーが加わっている。一つは、『注目の観光地』として、過去1年間で旅行者からの口コミや評価が急上昇した観光地を選出している。もう一つは、『今後注目の観光地』として、すでに一部の旅行者にはお気に入りの観光地として「旅リスト」に保存され、これから人気がでると注目される観光地のランキングとなっている。

 本年から新たに発表された『注目の観光地』の1位にインドのコーチ(コーチン)、2位にフィリピンのルソン島、3位にポルトガルのポルトが選出された。以下、4位ブラジルのポルト・セグーロ、5位ブラジルのグラマード、6位インドネシアのロンボク島、7位ベトナムのダナン、8位ギリシャのザキントス、9位イスラエルのテルアビブ、10位ポーランドのクラクフなどと続く。そして、24位にセブ島がランクされている。

 ルソン島に関しては、「ここでしか味わえない体験を求めて、世界中から多くの旅行者が訪れる。 活気に満ちた首都マニラだけでなく、そびえ立つ山やうっそうとした熱帯雨林、延々と続くビーチやサンゴ礁まで、見事な自然の景観と生物の多様性を見ることができる」、セブ島については、「国際色豊かなセブ市から、マクタン島の白い砂のビーチ、紺碧のカワサン滝、オスロブのジンベイザメまで、セブ島がフィリピンで屈指の人気観光地である理由は一目瞭然である」と説明されている。
 
 今後注目の観光地の1位にはロシアのカリーニングラードが選ばれた。以下、2位アルバニアのサランダ、3位レバノンのベイルート、4位エジプトのルクソール、5位ギリシャのナウサなどと続く。日本では、香川県高松市が17位に選出されている。「栗林公園」は、近年トリップアドバイザーの「外国人に人気の観光スポット」ランキングにおいても3年連続でランクインしており、国内外での人気が高まっていることがうかがえる。また、「うどん県」と名高い香川県の玄関口である高松空港では、うどんの出汁が出てくる蛇口が設置されており、そのユニークな仕掛けが旅行者を楽しませているようである。