JBICや比BDOなど13行、新型コロナ対策共同声明
ASEAN+3(日中韓)銀行間協力メカニズム加盟銀行
2020/11/12
11月11日国際協力銀行(JBIC)は、「ASEAN地域における金融協力の一環として、ASEAN+3(日中韓)銀行間協力メカニズムに加盟する12行と共に、11月10日、新型コロナウイルス(COVID-19)対策に関する共同声明を発出した」と発表した。
ASEAN+3(日中韓)銀行間協力メカニズムは2019年11月に設立された。ASEAN域内の各国金融機関10行(フィリピンからは最大銀行BDOユニバンク)、JBIC、中国国家開発銀行(CDB)及び韓国産業銀行(KDB)の13行で構成されている。ASEAN地域におけるインフラセクターをはじめとする個別プロジェクトへの金融支援等を通じて、これら金融機関との協力関係を一層強化することを目的としたものである。
今回の共同声明は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けるASEAN地域の経済成長を回復させるため、金融システムの安定化や、グローバル市場における流動性の向上等の分野において、加盟各行が一層緊密な協力関係を構築することを目的としている。
ASEAN地域には、多くの日本企業が進出しており、その中には新型コロナウイルス拡大による影響を受けている企業やプロジェクトもあり、緊急性の高い金融支援の必要性が高まっている。今回の共同声明は、こうしたニーズに対応すべく、ASEAN+3(日中韓)銀行間協力メカニズムを通じて、ASEAN域内の経済活動の活性化を目指すものである。
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、他国の金融機関とも連携・協力し、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく方針である。
ASEAN+3(日中韓)銀行間協力メカニズムは2019年11月に設立された。ASEAN域内の各国金融機関10行(フィリピンからは最大銀行BDOユニバンク)、JBIC、中国国家開発銀行(CDB)及び韓国産業銀行(KDB)の13行で構成されている。ASEAN地域におけるインフラセクターをはじめとする個別プロジェクトへの金融支援等を通じて、これら金融機関との協力関係を一層強化することを目的としたものである。
今回の共同声明は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けるASEAN地域の経済成長を回復させるため、金融システムの安定化や、グローバル市場における流動性の向上等の分野において、加盟各行が一層緊密な協力関係を構築することを目的としている。
ASEAN地域には、多くの日本企業が進出しており、その中には新型コロナウイルス拡大による影響を受けている企業やプロジェクトもあり、緊急性の高い金融支援の必要性が高まっている。今回の共同声明は、こうしたニーズに対応すべく、ASEAN+3(日中韓)銀行間協力メカニズムを通じて、ASEAN域内の経済活動の活性化を目指すものである。
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、他国の金融機関とも連携・協力し、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく方針である。